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低金利の今、住宅ローンの頭金は必要か

低金利の今、住宅ローンの頭金は必要か

2016年8月01日(月)

お金のあれこれ 家さがしの知識

住宅ローンの頭金は、一般的には物件価格の2~3割を用意しておくと良いと言われています。その中で、最近は頭金なしで借り入れする人も増えているように感じます。その理由はどこにあるのでしょうか?頭金を決める上での考え方や、その必要性についてご説明します。

なぜ頭金なしでの借り入れが増えている?

そもそも、「今、家が欲しい!」と強く考えている人にとっては、頭金を貯めている時間すら惜しいという側面もあるでしょう。その他にも、頭金なしで住宅ローンを組むのには、次のような理由が考えられます。

  1. 低金利
    金利が高い状況では、借入額に対する利子が増え、総返済額も増えてしまうため、頭金をなるべく多くして借入額を抑えるのは有効です。しかし現在のような低金利下では、総返済額における利子の割合が小さいので、頭金を入れる効果が相対的に小さくなります。
  2. 消費税増税
    消費税10%への増税は、6月に再延期が発表されるまでは、来年4月実施の予定でした。そのため、頭金の用意がなくても増税前の購入に踏み切ったという人は少なくないでしょう。2019年10月には増税される見通しですので、その間際にも「駆け込み需要」で、頭金なしで購入される人が増えると思われます。
    また、消費増税の影響を緩和させるために導入された「すまい給付金」は、増税から一定期間経過後に優遇が終了すると推測されます。「せっかくならば給付を受けたい」という気持ちも、頭金なしでの購入を後押ししたのでしょう。
  3. 住宅ローン控除
    年末ローン残高の1%が所得税から控除される「住宅ローン控除」は、原則として借入額が大きいほど控除額も大きくなるため、あえて頭金を入れないという考え方も有効です。

頭金の有無による影響は?

頭金を入れるか否か、どのくらい入れるかによって審査や今後の返済に影響してきます。頭金を入れて借り入れすれば、借入額が少なくなるので、毎月の返済額や総返済額が抑えられますし、返済期間を短くすることもできます。また、ローン商品によっては、頭金を入れることによって金利を優遇してもらえる場合もあります。

逆に、頭金を入れずに借り入れると、借入額が多くなるため、毎月の返済額や総返済額が増えてしまいます。毎月返済額が多くなると返済比率がギリギリになり、今後しっかり返済していけるかの判断がつきにくく、審査に影響する可能性もあります。

また将来、売却する場合に、物件の売却額がローン残高を下回ってしまい、差額分を自分で負担しなければならないということもあります。

一見、頭金を入れたほうがメリットだとも感じますが、頭金を入れずに借り入れた場合でも、借り入れ後に繰り上げ返済することで、毎月返済額や総返済額を減らすこともできます。

頭金を入れたいと思った場合、一体いくらが正解?

では実際に、頭金を入れる場合、どのくらい入れるのがよいのでしょうか。頭金をいくらにするのか決める際、どう考えていけば良いのでしょうか。

まずはご自身の預貯金を洗い出し、総資産を把握することから始めます。

次に、今後10年程度の支出を見積もり、総資産から差し引いていきます。将来、経済状況がどう変化するかは分かりませんので、10年程度の間に予測できる大きな支出(マイカー購入や子供の学費など)の分は、必ず手元資金として残しましょう。また、物価上昇の可能性に備えて、将来の支出は少し多めに見積もっておくと安心です。

さらに、もし車のローンや教育ローンの残債があるならば、それも差し引きます。

こうした計算を経て、なお余剰資金があれば、これが頭金として使用できる金額となります。

低金利時代の今、頭金を入れた方が良いかどうかは、個人の貯蓄額に加え、中長期のライフプランに基づく支出の有無、さらには将来的な売却の可能性まで含めて判断することになるため、一概にどちらが良いとは言い切れません。頭金を入れた場合と入れなかった場合で将来の家計がどう変わるか比較検討し、自分の家計に合った選択をすることが大切でしょう。

寄稿:アルヒ株式会社
低金利の今がチャンス!アルヒ株式会社 詳しくはこちら→

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