私の強みのひとつは、女性であることです。女性ならではの視点を活かして、奥様（女性）の意見をよく聞くようにしています。お客様のお話を聞いてみると、ご主人様と奥様で見るポイントが全然違っていて、男性は価格や立地、利便性を重視するんですが、女性は間取りとか環境、お家の色味などに注目するんです。特にお子様がいらっしゃる場合は、環境などが気になるのはとてもよくわかるので、そういうところに寄り添えればと思っています。また、「不動産は怖い」というイメージのせいか、最近は女性の営業担当を希望される方がすごく増えています。初めてのときは緊張すると思いますが、ちょっとだけ勇気を出して、ぜひ気軽にいらしてください。きっと、私とお話ししていただけたら怖いイメージもなくなると思いますし、ご家族にいいご提案をさせていただきます。

ヒマなことがすごく嫌いなので（笑）、休みの日は動いていることが多いですね。家でたっぷり寝たり、映画を見たりしてひとりで過ごすこともありますが、それ以外は友人と食事に行ったり、飲みに行ったりしています。あとは、遊びがてら街に出て、「ここのお店がおいしい」とか「新しい商業施設ができた」など、今話題になっているものをチェックしています。「あそこ知ってます？」という話ができるだけで、お客様との距離が一気に縮まるんですよ。不動産知識だけじゃダメだなって、痛感しています。最近は、大学の友人と名古屋に行ってきました。ひつまぶし、味噌煮込みうどん...とにかく食べてばっかりでした（笑）。ふだんはあまり都内から出ないんですが、こういう経験があると名古屋や関西方面出身の方との会話も盛り上がります！

就職活動をしていたとき、元々はまったく不動産業界に興味がなかったんです。実はオープンハウスが不動産だと知らず、間違えてセミナーに参加しちゃったくらいで（笑）。でも、「女性もがんばれる」「成果を認めてくれる」など、私が重視していた条件をすべてクリアしていたところに惚れ込んで入社しました。スタートはほぼハプニングでしたが、結果的に人生が大きく変わるきっかけになったので、自分で「よくやったな！」と思っています（笑）。仕事をするうえでは、物件をご購入いただいたときに一番やりがいを感じますが、私が心がけているのはお客様と親しい存在になること。いい商品は家族や友だちから"あれっていいらしいよ"と聞くほうが心に響くように、親しい人から勧められているような感覚にしたいと思うからです。そうして仲良くなったお客様から、家が完成したタイミングやご出産のご報告などでご連絡をいただくときは、やっぱりうれしいですね。

※ 所属は取材当時のものです。