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気に入った土地を確保したい!土地だけ買うという選択肢

公開日:2015年05月21日

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マイホームの購入にあたり、土地だけを先に購入する場合があります。不動産の場合、一度買い逃してしまうと、二度と同じ条件の土地には出会えません。ご条件に合う土地を見つけた場合、先に土地だけ購入しておいて、ハウスメーカーや建物プランはあとからゆっくり考える、というのも、1つの選択肢です。

完成済みの建物を購入する場合と違い、フローリングや浴室の色やキッチンの高さ、間取りや設備を自由にプランニングできるのは大きなメリットで、マイホームへの夢も広がります。

土地だけ購入する場合でも、住宅ローンを利用するには建物プランが必要です!

現金のみで土地を購入できるほどの資金がある場合は別ですが、多くの方は住宅ローンを利用されるかと思います。土地の購入に住宅ローンを利用するには、その土地が投資目的などではなく、居住用であることの証明が必要です。

現金のみで土地を購入できるほどの資金がある場合は別ですが、多くの方は住宅ローンを利用されるかと思います。土地の購入に住宅ローンを利用するには、その土地が投資目的などではなく、居住用であることの証明が必要です。

土地先行融資やつなぎ融資を利用する場合でも、通常、建物についての請負契約書や正式なお見積りが必要な場合がほとんどで、土地と建物の総額で住宅ローンの審査を受けるのが一般的です。また、多くの金融機関では、土地の購入から1年以内に建物が完成すること、などが条件とされています。

すぐに建物を建てない場合は、土地を活用した資産運用がおすすめ!

住宅ローンを利用せずに土地を購入できる場合には、急いで建物を建てる必要はありません。着工までの間、購入した土地を月極駐車場やレンタルスペースとして賃貸に出すことで、毎月まとまった収入を得ながら、じっくりとプランを練ることができます。

ただし、家屋の建っていない土地は固定資産税の減免措置が受けられないため、更地のまま長期間放置すると経済的な負担が大きくなります。土地を購入したら、ただ寝かせておくよりは、早めに家を建てるか、土地活用を検討するのが賢明です。

計画的な購入で、後悔しない土地選びを!

購入予定の土地に、希望の建物が建てられるか、周辺に日当たりや景観を損ねるような高層ビルなどの建築予定がないかどうか、なども、事前に確認しておきたい点です。

その他にも、購入後に、法律上の制限で、希望の間取りが入らない、追加で地盤改良工事や下水道工事が必要なことが分かり予算オーバー、などといったことがないように、土地の購入の際には、事前に十分に計画を立てておくことをおすすめします。

染矢 真紀

記事監修

染矢 真紀

宅地建物取引士/2級ファイナンシャル・プランニング技能士

最新のトレンドや法改正を踏まえ、円滑な住宅売買に向けた仕組み作りと前線でのサポートを実践する。「ちんたいグランプリ(旧・不動産甲子園)」 2020年度・2022年度特別賞。

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