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鉄筋コンクリート造(RC造)の家とは?メリット・デメリットを解説

公開日:2025年04月16日

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この記事では、鉄筋コンクリート造の家について解説します。

鉄筋コンクリート造の家は高い耐震性や耐火性を備え、自然災害や火災などのリスクから守る住宅構造です。一方、建築コストの高さや湿気対策などの課題も挙げられます。

この記事では、鉄筋コンクリート造の家の特徴やメリット・デメリットを解説します。建築コストや耐用年数についてもお伝えするので、鉄筋コンクリート造の家を検討している人は、ぜひこの記事を参考にしてください。


【この記事でわかること】

  • 鉄筋コンクリート造(RC造)の家とは?
  • 鉄筋コンクリート造(RC造)の家を建てるメリット
  • 鉄筋コンクリート造(RC造)の家を建てるデメリット
  • 鉄筋コンクリート造(RC造)とその他の住宅構造を比較

鉄筋コンクリート造(RC造)の家とは?

鉄筋コンクリート造の家とは、木造や鉄骨造と並ぶ建物構造の1つで、RCは"Reinforced Concrete(強化コンクリート)"の略です。鉄筋の間にコンクリートを流し込んで形成するため、鉄筋の強さとコンクリートの耐久性を併せ持ちます。

鉄筋コンクリート造は木造に比べて耐震性や耐火性、遮音性や気密性に優れていて、マンションなどの集合住宅はもちろん、最近では一戸建て住宅にも採用されるケースも増えています。

ここでは、以下2点から鉄筋コンクリートの家を詳しく解説します。

  • 鉄筋コンクリート造の耐用年数
  • 鉄筋コンクリート造の主な構造・工法

鉄筋コンクリート造の耐用年数

鉄筋コンクリートの耐用年数は、法律上で47年と定められています。

この数字は主に減価償却のために設定されたものであり、47年を過ぎても居住することは可能です。

建物の寿命は建設時の品質管理や使用環境、定期的なメンテナンスの有無によって大きく変わります。適切な時期に改修工事や補修を行うことで、鉄筋コンクリート造住宅は法律上の耐用年数を超えても数十年以上にわたり使用が可能です。

鉄筋コンクリート造の主な構造・工法

鉄筋コンクリート造には、建物の強度やデザイン性、施工効率に応じた構造と工法が存在します。

以下では、鉄筋コンクリートの主な構造を表にまとめました。

構造施工方法メリット主な用途
壁式構造(WRC造)壁そのものが柱や梁の役割を果たし、箱型ユニットで建物を支える ・耐震性が高い
・室内が広く使える
・遮音性が高い
・一戸建て住宅
・中低層マンション
ラーメン構造柱と梁で建物を支えるフレーム構造 ・間取りの自由度が高い
・大開口のデザインが可能
・中高層マンション
・オフィスビル

壁式構造(WRC造)は、壁全体で建物を支えるため耐震性に優れており、室内を広く有効に使えるのが特徴です。一方、ラーメン構造は柱と梁で建物を支える構造で、開口部を大きく取れるため、間取りの自由度が高く開放感のある空間を演出できます。

続いて、鉄筋コンクリートの主な工法を以下の表にまとめました。

工法施工方法メリット主な用途
プレキャスト工法コンクリート部材を工場で製造し、現場で組み立てる工法 ・品質が安定する
・工期短縮
・天候の影響を受けにくい
・規格住宅
・集合住宅
・商業施設
現場打ち工法コンクリートを現場で直接、流し込んで製造する ・オーダーメイド設計が可能
・複雑な形状に対応できる
・注文住宅
・特殊なデザインの建物

プレキャスト工法は、コンクリート部材を工場であらかじめ製造するため、品質が安定し、仕上がりの均一性が確保できることが大きな強みです。

一方、現場打ち工法は、コンクリートを建設現場で直接流し込んで成形します。オーダーメイドの設計や複雑なデザインでも柔軟に対応できます。

鉄筋コンクリート造(RC造)の家を建てるメリット

鉄筋コンクリート造の家を建てる主なメリットは以下の5点です。

  • 防音性と遮音性に優れている
  • 耐震性と耐火性に優れている
  • 気密性が高く断熱性に優れている
  • デザインの自由度が高い
  • メンテナンスしやすい

防音性と遮音性に優れている

鉄筋コンクリート造の家は、優れた防音性と遮音性を備えています。

コンクリートは隙間が少なく音の透過を大幅に抑えられるため、室内の音漏れを軽減するだけでなく、外部からの騒音も防止します。特に、交通量の多い道路沿いや鉄道の近くなど、騒音が気になる立地ではRC造の住宅がおすすめです。

また、自宅で楽器を演奏する場合やホームシアターを楽しみたい場合にも、高い遮音性が快適な環境を提供します。

耐震性と耐火性に優れている

コンクリートは圧縮力に強く、鉄筋は引っ張る力に優れているため、地震に対して非常に高い耐性を持つ住宅を実現できます。地震の揺れによる力を効果的に分散し、建物全体の変形を防ぐことができる点が大きな特徴です。

また、鉄筋コンクリートは木造に比べて経年劣化が起こりにくく、耐久性が高いことも魅力の1つです。

建物の寿命が長く、長期的な資産価値の維持も期待できます。

鉄筋コンクリートは火災にも強い構造です。 1,000℃の高温に晒されても数時間は耐えられるため、火災発生時の全焼や倒壊のリスクを大幅に軽減できます。

燃えにくい特性から火災保険料が抑えられることもメリットです。 災害リスクを抑えられるだけでなく、保険料の節約という経済的なメリットも得られます。

気密性が高く断熱性に優れている

コンクリートは隙間が少ないため、外気の影響を受けにくい高い気密性を持っています。室内の温度が外の気温に左右されにくく、夏は涼しく、冬は暖かい快適な室内環境を維持できます。

また、気密性が高いことで冷暖房の効率が良くなり、空調にかかるエネルギーを最小限に抑えることが可能です。

そのため、エアコンの使用頻度や稼働時間が減り、光熱費の節約にもつながります。

デザインの自由度が高い

コンクリートは優れた強度を持っているため、柱や壁を最小限に抑えて広々とした大空間を作ることが可能です。開放感のあるリビングや大きな吹き抜けなど、木造や鉄骨造では難しい大胆な間取りを実現できます。

曲線や円形などの複雑な形状も比較的容易に設計できるため、個性的な外観デザインや独創的なインテリアにも対応できます。

メンテナンスしやすい

鉄筋コンクリート造は構造躯体が非常に丈夫なため、定期的なメンテナンスを行えば、長期間にわたって安全性と快適性を維持できます。

経年劣化や地震の揺れ、温度変化や湿度の影響によって、壁に小さなひび割れ(クラック)が生じることがありますが、これは錆止め処理や補修材を使用すれば簡単に補修できます。

また、もともとの構造がしっかりしているため、定期的な点検とメンテナンスを続けることで建物全体の劣化を最小限に抑えられるでしょう。

鉄筋コンクリート造(RC造)の家を建てるデメリット

鉄筋コンクリート造の家には、メリットだけでなく以下のようなデメリットもあります。

  • 建築コストが割高な傾向にある
  • 外気の温度変化の影響を受けやすい
  • カビが発生しやすい
  • 地盤改良が必要な場合がある
  • 配線や配管の位置変更が難しい

建築コストが割高な傾向にある

鉄筋コンクリート造は、その優れた性能ゆえに建築コストが高くなる傾向にあります。

使用するコンクリートや鉄筋といった資材のコストが高いことに加えて、施工に専門的な技術が必要なため、建築費用が割高になるのが一般的です。令和6年度の全国平均坪単価は以下の通りです。

  • 鉄筋コンクリート住宅(RC造):約105万円/坪
  • 木造住宅:約67万円/坪

仮に、建物面積を50坪として建築コストを計算すると、以下のようになります。

  • 鉄筋コンクリート住宅(RC造):約5,250万円
  • 木造住宅:約3,350万円
構造の違いによって約1,900万円の差が生じることがわかります。

しかし、鉄筋コンクリート住宅は長期的に住める耐久性の高い構造であるため、建て替えの必要が少なく、メンテナンス頻度も抑えられる傾向にあります。長期的な視点で見ると、必ずしも総コストが高いとは限りません。

参考:

地域別・構造別の工事費用表(1m当たり)【令和6年分用】|国税庁

外気の温度変化の影響を受けやすい

コンクリートは熱を伝えやすい素材であるため、夏は室内が暑くなりやすく、冬は冷え込みやすい傾向にあります。マンションの最上階が夏場に暑くなりやすいのは、屋根面のコンクリートが太陽の熱を蓄えてしまい、夜になっても冷めにくいのが理由です。

問題を軽減するためには、屋上部分の断熱対策が重要です。

コンクリートの外側に断熱材を施す外断熱工法を採用すれば、屋根面が蓄熱するのを防いで室内の温度上昇を抑えられます。

また、外壁のデザインとしてコンクリート打放しを希望する場合、断熱材を内側に配置する内断熱工法が一般的です。外断熱に比べて壁の厚みを抑えられ、コストや工期の面でも効率的です。

ただし、外断熱の方が断熱効果は高いため、快適さを重視するなら外断熱の検討もおすすめです。

カビが発生しやすい

コンクリートは表面から水分を吸収して内部に蓄える特徴があり、この湿気が原因でカビの発生を促進しやすくなります。特に、納戸や普段使用しない和室、地下室など、人の出入りが少なくて空気の循環が悪い場所は湿気が溜まりやすいため注意してください。

カビの発生を防ぐには、定期的な換気と除湿対策が効果的です。

窓を開けて空気の入れ替えを行うだけでなく、除湿機や換気扇を設置することで湿気をコントロールし、カビの繁殖を抑えられます。

また、コンクリート打放し仕上げを採用した場合は、汚れが付きやすく吸着しやすいという欠点もあります。外装として使用する場合、コンクリートの風合いを長持ちさせるため、防水性や防汚性があるコーティング処理を施すことが重要です。

地盤改良が必要な場合がある

鉄筋コンクリート造は構造自体が非常に重いため、場合によっては地盤改良工事が必要です。

鉄筋コンクリート造は、コンクリートと鉄筋を大量に使用して高い耐久性と強度を実現していますが、その分建物自体の重量も大きくなります。地盤が軟弱な土地では建物の重さに耐えられず、不同沈下(建物が不均等に沈む現象)などのリスクが高まるおそれがあります。

地盤調査を行い、必要に応じて地盤改良工事を実施することが重要です。

地盤改良には、表層改良・柱状改良・鋼管杭工法などの方法があり、土地の状態や建物の規模に応じて最適な工法を選択する必要があります。ただし、追加の費用がかかるため、建築コストが大幅に上がることがあります。

配線や配管の位置変更が難しい

鉄筋コンクリート造は、構造上の特性から配線や配管の位置変更が難しい傾向にあります。

RC造では、コンクリートを流し固める前に、あらかじめ配管や配線を通すスペースを確保しておくことが必要です。設置された配管はコンクリートが固まるとその中に完全に埋め込まれてしまうため、後から新たに穴を開けて配線を追加したり、コンセントの位置を変更したりすることは困難です。

特に、コンクリートに新たな穴を開ける作業は、建物の構造強度に影響を与えるリスクがあるため、慎重な対応が求められます。

配線やコンセントの位置、電気設備の配置については、建築時の設計段階でしっかりと計画しておくことが重要です。

鉄筋コンクリート造(RC造)とその他の住宅構造を比較

鉄筋コンクリート造とその他の住宅構造を比較します。まずは、以下の比較表にまとめました。

鉄筋コンクリート造木造鉄骨造鉄筋鉄骨コンクリート造コンクリートブロック造
耐震性非常に高い中程度高い非常に高い中程度
耐火性非常に高い低い高い非常に高い高い
耐久性非常に高い中程度高い非常に高い高い
気密・断熱性高い中程度やや低い高い中程度
防音・遮音性非常に高い低い中程度非常に高い高い
建築コスト高い安い中程度非常に高い中程度
工期長い短い中程度長い中程度
デザイン性高い高い中程度高い低い
メンテナンス高い低い中程度高い中程度

ここからは、それぞれの住宅構造の特徴などを詳しく見ていきましょう。

木造(W造)

木造とは、建物の柱や梁、壁といった主要な構造部分に木材を使用した建築構造のことです。日本では住宅の多くが木造で建てられており、特に東北地方では約8割が木造住宅です。

木造住宅の最大の特徴は、他の構造と比べて建築コストが安いことです。 鉄骨やコンクリートに比べて安価、かつ軽量なためスムーズな運搬や施工、コストの削減などが期待できます。

実際、戸建て住宅の坪単価を比較すると、木造は50〜60万円程度で建築可能です。

木造住宅はコスト面だけでなく、断熱性や調湿性に優れているメリットもあります。自然素材であり、夏は涼しく冬は暖かい室内環境を保ちやすいといえるでしょう。

また、湿度を調整する効果によって室内のカビや結露を防げるほか、木の香りや見た目の癒し効果で自然の温もりを感じられるのも大きな魅力です。

ただし、木造住宅は定期的なメンテナンスが必要な点に注意が必要です。木材は経年劣化しやすく、塗装や防水処理、増改築が必要になる場合があるでしょう。

また、遮音性が低いため、外の音が気になったり、室内の音が漏れやすくなったりすることも課題といえます。さらに、シロアリなどの害虫に弱いため、防虫処理や定期的な点検も重要です。

鉄骨(S造)

鉄骨造とは、建物の柱や梁などの骨組みに鉄製の建材を使用した構造のことを指します。

鉄骨造は、鉄の厚さによって重量鉄骨造と軽量鉄骨造に分類されます。マンションやアパートには重量鉄骨造、一戸建て住宅には軽量鉄骨造が多く採用されており、用途に応じて選ばれます。

鉄骨造の大きな特徴は高い強度と耐久性です。 柱や壁の数を減らしても安定した構造を保てるため、広々とした開放感のある空間設計が可能です。

国内では約4割の住宅が鉄骨造で建てられており、頑丈で自由な家づくりを求める人に人気があります。

一方、断熱性が低く冷暖房効率が悪くなりやすく、鉄は高温に弱いため火災対策が必要です。また、遮音性の低さや、重量のある構造ゆえに地盤改良が必要な場合がある点も考慮すべきポイントだといえるでしょう。

鉄骨鉄筋コンクリート造(SRC造)

鉄骨鉄筋コンクリート造は鉄骨と鉄筋コンクリートを組み合わせた構造と定義されます。

高層ビルやタワーマンション、大型商業施設など、耐震性や耐久性が求められる大規模建築物で多く採用されています。

鉄骨鉄筋コンクリート造はH形鋼などの強固な鉄骨を芯に配置し、その周囲を鉄筋とコンクリートで覆うことで、鉄筋コンクリート造よりも細い柱や梁でも高い強度を確保できます。空間の有効活用がしやすく、広々とした開放的な間取り設計が可能です。

鉄筋鉄骨コンクリート造のメリットとして、耐震性の高さが挙げられます。鉄骨のしなやかさとコンクリートの剛性を組み合わせることで、地震の揺れに強くなり、変形や倒壊のリスクを大幅に軽減します。

耐火性も高く、鉄骨や鉄筋が厚いコンクリートで覆われているため、火災時にも構造体が崩壊しにくいのが特徴です。防音性の高さも魅力の1つで、密度の高いコンクリートによって外部の騒音を遮断し、静かな室内環境を維持できます。

一方、多くの建材を使用することに加えて、施工工程が複雑なため総工費が高額になります。また、工期が長いこともデメリットの1つで、コンクリートの硬化時間や複雑な工程管理が必要なため、建設期間が延びやすい傾向にあります。

コンクリートブロック造(CB造)

コンクリートブロック造とは、コンクリートブロックを積み上げて壁や柱を形成する工法で、主に小規模な建物や外構で使用される構造です。

耐火性に優れており、火災時の安全性が高いことが特徴です。セメントなどの不燃材料で作られたブロックを使用するため、木造建築に比べて火災リスクが低いといえます。

また、工期が短く、鉄筋コンクリート造よりも施工が簡単なため、費用面での負担を軽減できます。

コンクリートブロックにはさまざまな色や形があり、デザイン性の高さも魅力です。外観のバリエーションが豊富で、個性的なデザインやシンプルなモダンスタイルなど、好みに合わせた建物づくりが可能です。

ただし、耐震性についてはRC造よりも劣っている傾向にあるので、一戸建てやアパートなどの大型建築ではあまり採用されない傾向にあります。

鉄筋コンクリート造(RC造)の家に関するよくある質問

最後に、鉄筋コンクリート造の家に関するよくある質問を紹介します。

  • 鉄筋コンクリート造の家は寒いって本当?
  • 鉄筋コンクリート造のメンテナンス頻度は?
  • 鉄筋コンクリート造の家はリフォームできる?

順番に紹介します。

鉄筋コンクリート造の家は寒いって本当?

以前のコンクリート住宅は、厚みだけで断熱効果が期待されていましたが、コンクリートには冷気も伝えやすい性質があったため、特に冬場は内部が冷たく感じやすかったといえます。

しかし、近年の鉄筋コンクリート住宅は高気密・高断熱が標準化されており、断熱材をしっかり使用して1年中快適な室温を維持できるようになっています。

断熱材で外壁や内壁を覆うことで、外気の影響を最小限に抑えて冬は暖かく、夏は涼しい住環境を実現しています。

鉄筋コンクリート造のメンテナンス頻度は?

一般的に10年〜15年ごとに大規模修繕が必要とされています。

鉄筋コンクリート造は耐久性に優れていますが、経年劣化や物理的な損耗は避けられません。特に、外壁や屋根の劣化は早期に発見して適切な対策を講じることで、雨漏りや構造部分への深刻なダメージを防げます。

鉄筋コンクリート造の家はリフォームできる?

鉄筋コンクリート造の家は、耐久性の高さからリフォームが難しいと思われがちですが、実際にはリフォームが可能です。

RC造の住宅は構造によってリフォームの自由度が異なり、柱と梁で支えるラーメン構造であれば、壁の取り外しが可能なため大胆な間取り変更も容易です。

一方、壁式構造は壁自体が建物を支える役割を担っているため、構造壁の撤去はできず、間取りの変更には制約があります。構造に関係のない壁であれば取り除けるため、適度な空間のカスタマイズが可能です。

また、RC造特有の課題である断熱性や湿気対策もリフォームで改善できます。さらに、RC造の住宅は長寿命であるため、世代を超えて住み継ぐための二世帯住宅や、空き部屋を賃貸用にリフォームすることも可能です。

鉄筋コンクリート造の家と他の構造を比較検討しよう

鉄筋コンクリート造の家は、耐震性・耐火性・耐久性に優れ、地震や火災に強く、長期的に安心して暮らせることが大きな魅力です。また、防音性や断熱性も高く、都市部でも快適な住環境を維持できる点もメリットとして挙げられます。

一方で、他の構造と比較検討すると、建築コストが高く、工期が長くなる傾向があることがデメリットです。さらに、構造が重いため、地盤によっては改良工事が必要になる場合もあります。

住まい選びでは、安全性・快適性・コストのバランスを考慮し、ライフスタイルや将来的な維持管理も踏まえて比較検討することが重要です。

記事監修

加藤 健吾

宅地建物取引士/公認不動産コンサルティングマスター

首都圏10センター以上でのセンター長の他、マーケティング長・総務部長としての経歴も有する。複雑な不動産の資産価値に関し、幅広い知識と経験をもとにアドバイスを提供。

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