Vol.04
お部屋の実例ブース『Style Cube』で空間の使い方をマスターしよう!
Style Cube 編
公開日:2017年08月10日
連載4回目は、空間の活用例を詰め込んだ『Style Cube』を見学しました。オープンハウスの家に多い4畳程度のお部屋や、きっと一度は作るかどうかを検討する和室、憧れを形にしたようなオシャレなカフェ風ダイニングキッチン...。さまざまなスタイルの実例を体感することで、"住みたい家"から"近い将来住む家"へ、イメージがもっと具体的でリアルなものになってくるはず!
登場人物紹介
設計士
住みやすく、愛着がもてる家をご提案するのがモットー。人と話すのが好きな性格で、注文設計というこの仕事に楽しさとやりがいを感じている。
ライター
現在都内の賃貸マンション住まいのアラサーライター。マイホームには憧れがありつつ、自分には贅沢で縁のない話ではないかと諦めかけている。
ショールームフロアマップ
ショールームの写真は2016年12月時点のものであり、実際の仕様と異なる場合がございます。
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スタディールーム
思っているよりずっと広い!
"4畳"の使い方はこんなにいろいろあるんです。
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設計士
- こちらの『Style Cube』は、生活がイメージできるようなお部屋の活用例をご提案しているエリアです。
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ライター
- いろんなお部屋があってワクワクします!
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設計士
- まずここが「スタディールーム」です。弊社の建物は狭小住宅が多いので、4畳や4.5畳のお部屋がある例も多いのですが、図面だけだと4.5畳が本当に部屋として使えるのかイメージがわかない方がほとんどなんです。そこでショールームに来ていただき、「今検討していただいているお家のこのお部屋は、このくらいの広さですよ」と説明しています。
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ライター
- 実際に見てみるとわかりますけど、全然狭くないですよね。4.5畳でも十分!
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設計士
- みなさんこれを見ると「あ、これだけあったらいいね。十分、十分!」っておっしゃいます(笑)。もう1つ窓が付けばもっと開放感も出ますし、これに収納を付けたりしても、きちんと生活スペースは確保できます。子ども部屋はあんまり広く取らない方も多いですし。
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ライター
- ベッドと机さえあればいいですもんね。
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設計士
- それに最近は、リビングで勉強されるお子さんも多いので。
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ライター
- そうですよね! そういう家庭が増えてるって聞いたことあります。
ドレッシングルーム
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設計士
- お隣のお部屋は同じくらいの広さの「ドレッシングルーム」です。
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ライター
- こういう部屋、ほしいな〜! これだけあれば何でも入れられて、生活感が出ないですもんね(笑)。
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設計士
- 収納部屋をつくる方は実際多いのですが、ここはただの納戸ではなくて、例えばお洋服が好きだったりとか、なにか趣味のものを飾ったりしたい方は、こういうふうにディスプレイできるお部屋も作れますっていうご提案なんです。
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ライター
- なるほど! 凝っててオシャレですもんね。窓が取れないところに4畳くらいのスペースがある場合に、居室としては使えなくても「こういう感じならいいね」ってなりそう!
勾配天井のある部屋
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ライター
- ここは、さらに小さいお部屋ですか? 天井が斜めになっていますね。
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設計士
- 狭小住宅は斜線制限(=周囲の日当たりや風通しを確保するために、建物の高さに制限が加わること)がかかることが多いので、一部「母屋下がり」といって、屋根が途中から斜めに折れているような建物が結構あるんです。この一番低いところの高さは、1.4mですね。
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ライター
- 私の背よりも小さい!
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設計士
- どうしても、図面だけで「ここは1.4mになりますよ」とだけ書いてあっても、なかなかイメージがわかないんですよね。
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ライター
- それは確かに、言葉だけだと想像できないです。
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設計士
- こちらで実際に見てもらえれば、隅にベッドを置いたりして活用できることがわかるので、「これならいいね」って納得していただけると思います。斜めになっているところのクロスを変えて、アクセントにしてもオシャレですよ。
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ライター
- かわいいですね〜。ちょっと遊びのある空間って感じで、楽しいです。斜めの天井に窓を付けたりもできるんですか?
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設計士
- 天窓、付けられますよ!
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ライター
- 最高ですね(笑)。寝転びながら空を見られるなんて。あえてこうしたいくらい気に入っちゃいました。
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設計士
- ふふふ(笑)。
ジャパニーズルーム
根強い人気の和室は、実用的で
現代の家に溶け込むデザイン。
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設計士
- 続いて「ジャパニーズルーム」ですね。例えばリビングの一部に小上がり収納を作って、ソファーを置かずにこういう空間でくつろいでいただいたり。あとは、ダイニングスペースとして掘りごたつを作ったりもできます。
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ライター
- う~ん、これはいいなぁ! 今でも和室を作る人って多いんですか?
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設計士
- 多いですね。最近多いのが、みんなで寝るお部屋を和室にしたいという方です。そういう場合は小上がりではなく、普通の和室を作ることもできますよ。あとは、やっぱり和室が好きで、1部屋は和室を作りたいっていうご要望もあります。
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ライター
- 正直、私はもう和室っていらないかな...って思ってるタイプでした。でも、こういうのを見ちゃうとほしい!ってなりますね(笑)。やっぱりこのフチなしの琉球畳が主流なんですか?
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設計士
- そうですね、最近多いです。
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ライター
- オシャレですもんね〜。
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設計士
- ちょっとモダンな感じになりますね。あとは、アクセントクロスで和風の壁紙にして雰囲気を変えてあげると、一気に和室っぽくなりますよ。
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ライター
- なんかちょっと、高級料亭みたいなところに来たような気がして、気分が上がってます(笑)。あれ? ここ(=左側の壁)も収納になってるんですか?
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設計士
- はい、壁面収納になっています。作り付け収納は1mm単位で作れるので、床の色やほかの建具に合わせて最初から作るといいですよ。あとでやろうとすると、やっぱり余ってしまったり足りなかったりするので。
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ライター
- そうですよね。こんな上まで収納になってたらありがたい!
ダイニングキッチン
木製キッチンに無垢の床。
憧れのカフェ風インテリアはいかが?
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設計士
- こちらが「ダイニングキッチン」です。広さは10畳ですね。
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ライター
- もっと広く感じますね〜。
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設計士
- モデルルームで見ていただいたものとはまた違って、無垢材と黒のスチールを基調にした、ちょっとカフェっぽい雰囲気になっています。
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ライター
- 黒のスチールってオシャレですよね。すごくかわいいです!
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設計士
- 黒と無垢って合うんですよ! キッチンも無垢材を使っているので、木の温かみが好きな方や、トータルコーディネートされたい方に選んでいただけるようにした展示です。
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ライター
- こだわりたい人にはいいですよね。このキッチンはどちらのメーカーなんですか?
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設計士
- ウッドワンです。無垢の商品をウリにしているので、このタイプの洗面化粧台もあります。
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ライター
- 洗面化粧台もこういう感じにされる方がいらっしゃるんだ! あっ、色も選べるんですね。
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設計士
- はい。シンクも大理石にできますし、取っ手なんかもこだわってますよ。
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ライター
- ホントだ! かわいい!
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設計士
- あと、レンジフードもちょっと変わった形で、黒でスッキリ見せています。
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ライター
- これもかっこいいですよね〜。見れば見るほどお店みたい!
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設計士
- 実はキッチンの背面はタイルを貼っているので、よりカフェっぽさが出てるんです。
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ライター
- コンクリ風のタイルだったんですね!
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設計士
- それから、壁面収納の黒い仕切りは動かせます。
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ライター
- へ〜! 好きな位置で仕切って、飾るように物を置けるんだ。楽しそう! こんなふうに広さやテイストを見せてもらえると、いよいよマイホームの完成が見えてくる気がします。
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設計士
- 次は、キッチンやお風呂など、設備ごとの展示をご案内しますね!






























