2015年11月03日(火)
住宅金融支援機構が10月に発表した「民間住宅ローン利用者の実態調査」によると、2015年3月~2015年6月の間に民間住宅ローンの借り入れをした方の「全期間固定型」の利用割合は38.0%と前回調査時に比べて増加し、「固定期間選択型」は26.3%と減少し、「変動型」は35.8%と減少しました。
今回の調査は、2015年3月~2015年6月の間に新規にフラット35を含む民間住宅ローン(借換ローン、リフォームローン、土地のみのローン又はアパート若しくは投資用のローンを除き)の借入れをした全国の20歳以上60歳未満の方(学生の方及び無職の方を除く)を対象とし、利用した住宅ローンの金利タイプや住宅ローン選びに関する事項について、インターネットによるアンケート調査を実施し、その結果を取りまとめたものです。(回答数:1,009件)
年収別の調査結果では、年収400万円以下の層でのみ、「変動型」が増加しました。「全期間固定型(フラット35、フラット35以外の合計)」は、全ての年収層で増加しました。
利用した住宅ローンを選んだ決め手は、「金利が低いこと」が59.3%(前回調査:65.3%)と圧倒的多数・「将来の返済額をあらかじめ確定しておきたかったから」は、16.0%と前回の5番目から3番目へ上昇しました。
すまい給付金(国土交通省)
http://sumai-kyufu.jp/