地下鉄の駅からゆるやかな坂を登って約5分。都心ながら江戸情緒が残る地域の中で、都会的でモダンな外観が目を惹くM様邸。独身のM様が思い描いたのは、平日は1~2階で生活し、休日は3階でくつろぐというライフスタイル。長方形の敷地を生かしつつ、細長さを感じさせない設計にこだわりました。
土地面積 | 56.54m2 |
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建物面積 | 96.02m2 |
間取り | 1LDK+S |
構造・工法 | 木造3階建て |
駐車場 | 有り/1台 |
都心の住宅街で、ひときわ目を惹く
アーバン&モダンな外観。
都心にも近く、落ち着いた雰囲気が気に入って、ここに家を建てたいと思ったM様。気になったのは「細長い敷地」でした。「逆転の発想で、その細長さを感じさせない設計にすれば良いと思ったんです」と語ります。そのために2つの工夫を取り入れました。1つ目は「スペースを区切ること」。
3階建の建物は、各階のテーマや用途にあわせて、独立した部屋やコーナーで区切られています。1階には、ゲスト用の居室と水まわりを集約。バスルーム横の細長いスペースも、広めのパウダールームとして使うのではなく、畳コーナーに。オシャレなタタミを敷き詰めた家事室になりました。
寝室とサニタリーがある2階は、
平日のメインステージ。
LDKは3つのコーナーに分けて、
細長い空間を作らない。
設計の2つ目の工夫は、「ストレート階段」。「普通はまわり階段だと思いますが、細長い敷地を生かして、あえてストレート階段に」というM様。ありきたりではない家にしたかったというM様ならではのこだわりです。手すりをアイアンにしたことで抜け感が生まれ、居室とLDKで階を分けるなど、スペースを区切りながらも、空間のつながりを感じさせる家になりました。
3階は、手前からダイニング、キッチン、リビングという斬新な間取り。真ん中に配置した2列型キッチンは、シンクをリビング側、コンロはダイニング側とふり分けました。「この配置だと、洗い物をしながらテレビが見られるし、ダイニングにいる人と話しながらお肉が焼けるんです」と笑顔のM様。休日に仲間と楽しげに料理をする様子が浮かんできました。
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