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家と暮らしのコラム
新築祝いの相場はいくら?両親や兄弟などに贈る金額やマナーを解説

新築祝いの相場はいくら?両親や兄弟などに贈る金額やマナーを解説

2025年1月24日(金)

家さがしの知識

この記事では、新築の電気契約時期や開通までの流れ、電気代を節約する方法などについて解説します。

この記事では、新築祝いの相場について解説します。

新築祝いは、家族や親戚、友人などが新しく家を建てたり、購入したりした際に贈るものです。新築祝いの相場は相手との関係によって異なり、贈る際にはいくつかのポイントに注意しましょう。

この記事では、相手との関係別に新築祝いの一般的な相場について解説します。注意すべきマナーなども紹介するので、新築祝いを贈ろうと考えている人はぜひ参考にしてください。

【この記事でわかること】

  • そもそも新築祝いとは?
  • 【関係別】新築祝いの一般的な金額相場
  • 新築祝いで相場以外に注意すべきマナー
  • 新築祝いで現金以外にもらって嬉しいもの

そもそも新築祝いとは?

新築祝いは、新しく家を建てた人や購入した人に贈るお祝いです。

注文住宅などの一戸建てを新築した場合や建売住宅を購入した場合、もしくは新築マンションを購入した場合などが該当します。

家族や親戚、親しい友人や会社の同僚などに贈ることが多く、新しい家の購入を一緒に喜んだり、新居での生活を応援したりする意味が込められています。

ここでは、新築祝いについて以下2点から見ていきましょう。

  • 引っ越し祝いとの違い
  • 新築祝いに現金以外を贈るのは適切か?

引っ越し祝いとの違い

引っ越し祝いは、中古の一戸建てやマンションなど、新築ではない物件を購入した場合に贈ります。また、賃貸住宅から別の賃貸住宅に移り住んだ場合なども、新築祝いではなく引っ越し祝いを渡します。

新築祝いと引っ越し祝いは、どちらも住宅の転居に伴うお祝いであり混同しやすいですが、相手が入居する物件によって判断が必要です。

なお、会社の同僚や上司などが転勤によって引っ越しをする場合には、引っ越し祝いではなく"餞別"となります。

新築祝いに現金以外を贈るのは適切か?

結論、新築祝いに現金以外を贈ることは適切だといえます。

新居で利用しやすい家具や家電、実用品などは特に喜ばれるアイテムです。

ただし、相手の好みや家の雰囲気とマッチしていることが大切であるため、事前にリサーチしたうえでギフトを選ぶと良いでしょう。

【関係別】新築祝いの一般的な金額相場

ここでは、以下5つの関係性ごとに新築祝いの一般的な相場を解説します。

  • 両親に贈る場合の相場
  • 兄弟姉妹に贈る場合の相場
  • 親戚に贈る場合の相場
  • 友人に贈る場合の相場
  • 職場の同僚・上司に贈る場合の相場

順番に見ていきましょう。

両親に贈る場合の相場

両親(義両親)に新築祝いを贈る場合、5〜10万円ほどが一般的な相場とされています。

少し高額に感じるかもしれませんが、普段の感謝の気持ちと新築を祝う気持ちを合わせて贈りましょう。

もし兄弟・姉妹がいる場合は、事前に話し合って金額を揃えておきましょう。また、お金を出し合って現金の代わりに家電などをプレゼントする方法もおすすめです。

また、贈り手が両親と同居しているケースでは、両親からの新築祝いとまとめて贈る方法もあります。

兄弟姉妹に贈る場合の相場

兄弟や姉妹が新築住宅を取得した際には、3〜5万円ほどの新築祝いを贈ることが一般的とされています。

兄弟・姉妹との関係性によりますが、兄や姉が弟や妹に対して贈る場合には、少し高めに設定することがおすすめです。

また、贈り手が両親と同居しているケースでは、両親からの新築祝いとまとめて贈る方法もあります。

親戚に贈る場合の相場

親戚に贈る新築祝いの相場は、1〜3万円程度が一般的です。

ただし、相手との親密さや関係性に加えて、家族や地域の慣習によっても新築祝いの金額は異なります。

金額を決定する前に家族で相談しておくと安心でしょう。

友人に贈る場合の相場

友人が新築を建てたり、購入したりした際のお祝いは5,000円〜1万円程度が適切とされています。

高額な場合、相手にお返しの負担を感じさせてしまうので手頃な価格を意識しましょう。

また、ママ友などであれば2,000〜3,000円程度のギフトを贈ることもおすすめです。

職場の同僚・上司に贈る場合の相場

職場の同僚や上司に新築祝いを贈る際には3,000〜5,000円程度が相場です。

ただし、他の同僚と一緒にまとめて贈るケースも多く、その場合は贈る相手との関係性や職場の人数などを考慮して全体の予算を決定しましょう。

また、相手が上司など目上の立場にある場合、現金を贈ることは失礼とされています。そのため現金ではなく、相場に合ったギフトなどを贈ると良いでしょう。

新築祝いで相場以外に注意すべきマナー

ここでは、新築祝いを贈る際に相場以外で注意するべきマナーを見ていきましょう。

  • 新築祝いを贈るタイミング
  • 新築祝いの選び方
  • 新築祝いに関するタブー
  • 新築祝いの熨斗(のし)や梱包の注意点

上記4点を解説します。

新築祝いを贈るタイミング

新築祝いは、相手が引っ越しを済ませて新生活のスタートが落ち着いた頃に贈ると理想的です。

具体的には、入居から1〜2ヶ月の間が目安とされています。

自然豊かでのんびりとした風景に加え、福岡市街地を一望できるスポットも人気です。

ただし、相手が新居のお披露目会などに招待してくれた場合には、そのタイミングで渡すと良いでしょう。

新築祝いの選び方

新築祝いを現金ではなくギフトで贈るときは、相手の生活に役立つものや、新居の雰囲気に合ったものを選ぶことがポイントです。

インテリア雑貨やキッチン用品など、新生活で使える実用的なプレゼントが人気ですが、相手の趣味や好みに合わないと喜ばれない場合もあるかもしれません。

そのため、なるべく事前に希望や好みを聞いておくと安心です。

新築祝いに関するタブー

新築祝いを現金で贈る際には、"3万円"や"5,000円"など奇数の額を贈りましょう。偶数は「割れる」や「別れる」などの言葉を連想させてしまい、お祝いの場には適していません。

また、現金以外で贈る場合にも忌み言葉との連想に注意しましょう。

例えば、包丁やハサミなどは実用的ですが、「切れる」という忌み言葉を連想させてしまうため、新築祝いには不向きです。また、ライターやキャンドルなどの火に関係するものや赤いものは、火災を連想させてしまうため避けてください。

その他にも、地域や家族によって新築祝いでタブーとされている慣習がないか、事前に確認しておきましょう。

新築祝いの熨斗(のし)や梱包の注意点

新築祝いには、紅白の蝶結びの水引を選ぶケースが一般的です。熨斗(のし)の表書きには、「御新築御祝」と記入します。

現金を贈る際には、きれいな新札を用意して丁寧に包むことが重要です。

お札の肖像画が袋の表に来るように入れてください。

新築祝いで現金以外にもらって嬉しいもの

ここでは、現金以外で新築祝いにもらって嬉しい以下4つのアイテムを解説します。

  • グルメ
  • 日用品・雑貨
  • カタログギフト
  • 家電

順番に見ていきましょう。

グルメ

新築のお祝いとして、高級な食材やスイーツを贈ることも1つの方法です。

ただし、グルメを贈る場合は、事前に相手のアレルギーや家族構成などをしっかりリサーチしておきましょう。

お祝いにぴったりなグルメには、以下のものがあります。

  • ボリュームのあるステーキ
  • マグロやキャビアなどの高級魚介類
  • 保存がきく調味料のセット
  • 洋菓子の詰め合わせセット など

※先述したように赤いものは火災を連想させてしまうため、リンゴやイチゴなどの赤い食品は避けましょう。

日用品・雑貨

新居で使える実用的な日用品や雑貨なども、新築祝いとして人気が高い贈り物です。具体的には以下の品物が挙げられます。

  • デザイン性が高いタオルセット
  • 食卓を彩る華やかな食器
  • 新居の整理に役立つ小物入れや収納ボックス など

しかし、日用品や雑貨などはデザインが豊富にあるため、相手の好みに沿っているかどうか、しっかり確認して贈ることが大切です。

ポイントとして、小物入れや収納ボックス、食器など目に付きやすいアイテムは、家のデザインや雰囲気とマッチしているものを選ぶと良いでしょう。

カタログギフト

カタログギフトは、カタログに掲載された品物の中から相手が好きなものを自由に選べるアイテムです。

幅広いニーズに対応でき、ギフト選びに自信がない人も安心して渡せます。

カタログギフトの主な種類は以下のとおりです。

  • 新居で使えるインテリア用品のカタログ
  • お菓子やお肉などの高級食材を選べるグルメカタログ
  • エステや旅行などの体験を楽しめるカタログ など

贈り物に迷った際や他の人とプレゼントが被りそうな際には、カタログギフトがおすすめです。

家電

新生活に役立つ家電も、喜ばれる贈り物の1つです。具体的には、以下のアイテムが挙げられます。

  • 新居での清潔を保つ空気清浄機
  • ゆったりとした時間を作る電気ケトルやコーヒーメーカー
  • 趣味の時間をより充実させるスピーカー など

上記のような小さいサイズの家電であれば、相手がお返しの負担を感じにくいでしょう。

ただし、家電も日用品や雑貨と同様に、様々なデザインや仕様のものがあるため、既に相手の持っているアイテムや、好みにそぐわないアイテムを選ばないよう、事前にリサーチしたうえでプレゼントを選ぶと安心です。

新築祝いの相場に関するよくある質問

ここでは、新築祝いの相場に関してよくある質問に回答します。

  • 新築祝いで親から100万円もらったら贈与税はかかる?
  • 新築祝いにおける熨斗(のし)袋の金額の書き方は?
  • 子供がいる家庭で喜ばれる新築祝いは?

疑問の解消にお役立てください。

新築祝いで親から100万円もらったら贈与税はかかる?

新築祝いで親から100万円を受け取った場合、贈与税の課税対象となるケースがあります。高額な現金を新築祝いとして受け取る場合には、事前に贈与税のルールを確認しておきましょう。

ただし、贈与税には年間110万円の基礎控除額が設けられています。

その年の1月1日から12月31日までの間に受け取った贈与の合計が110万円以下であれば、贈与税は発生しません。

※参考:

No.4402 贈与税がかかる場合丨国税庁

新築祝いにおける熨斗(のし)袋の金額の書き方は?

新築祝いで使用する熨斗(のし)袋の金額は漢数字で記載することが一般的です。

1万円の場合は"壱万円"、3万円は"参万円"などと記載します。

金額を書く位置は、のし袋の中に入れる中袋の表面中央です。裏面には、相手が確認しやすいように自分の名前や住所を記載しましょう。

子供がいる家庭で喜ばれる新築祝いは?

子どもがいる家庭には、子ども向けの絵本やおもちゃなどを贈ると喜ばれるでしょう。また、家族全員で使える食器セットやタオルセット、家事の負担を減らす収納グッズなども受け取って嬉しいプレゼントだといえます。

相手の家族構成を知っておくことで、それに合わせたニーズを把握してぴったりなプレゼントを贈れるでしょう。

新築祝いは相場とマナーを押さえて相手に贈ろう

この記事では、新築祝いの相場を解説しました。

新築祝いで贈る金額は、相手との関係性によって異なります。家族に贈る場合は日頃の感謝を込めて少し多く贈ることが理想的ですが、上司などの目上の人に現金を贈ると失礼になるケースもあります。

新築祝いは現金だけでなく、プレゼントを贈る方法もあるため、相手の家族構成などに応じて選ぶことが大切です。

また、新築祝いを贈る際には、いくつかのマナーやタブーに注意が必要です。特に、タブーとなる金額や品物を贈ってしまうと相手に不快感を与えてしまいます。

マナーをしっかり守り、相手の新居を喜ぶ気持ちや新生活を応援する気持ちを伝えることが大切です。

記事監修

小軽米 篤史

宅地建物取引士/日商簿記2級/ビジネス会計検定2級
中野営業センターのオープニングスタッフとして3年間、営業職として活躍。その後、経営企画部門、経理部門にて株式上場、企業M&A、決算業務、業績開示等に従事。

  • 2025年1月時点の内容です。

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