今後の人生を見据え、
資産価値はしっかり調べました。

以前はワンルームの賃貸マンションに住んでいたので、夫婦二人リモートワークが続くと仕事に支障が出てくる懸念があり、物件を探し始めました。不動産会社数件に登録して2、3カ月経ったタイミングでオープンハウスの営業さんから「希望に沿った土地が出てます」と電話がかかってきたんです。（ご主人様）

そこまで焦ってはいなかったのですが、物件のご説明をいただいている間に「これは早く決めたほうがいいんじゃない？」となり、結局木曜日にご連絡いただいて、土曜日には決めてましたね。私は感覚的な人間なのでご縁を感じたというか（笑）。（奥様）

特に気にしたのは資産価値です。そもそも土地や家に対しての知識がほとんどなかったので、マンションと戸建ての違いや駅近の土地のメリットなど、自分が納得できる材料を営業さんからたくさん提示してもらいました。他の土地や、似た間取りの物件も複数だしてもらい、比較できたおかげで購入に踏み切ることができました。（ご主人様）

階段の上り下りで気分の切り替えができる、
インテリアもこだわった各フロア。

3階には仕事机と寝室、ウォークインクローゼットを用意しています。勾配天井で天井を高くし、限りあるスペースの中で出来るだけ空間を広く見せられるよう工夫をしました。仕事部屋と寝室をガラス扉で区切ることで広く見えるだけではなく、光が部屋全体に入るようにしています。元々ベランダは作らない予定だったのですが、設計士の方に相談したら、作るほうが大きく窓がとれるとのことで最低限の大きさであえて作りました。（ご主人様）

インテリアの中でこだわったのは部屋に置く鏡です。空間が広く見えるような意味合いもありますが、家っぽくない美術館のような雰囲気を目指したくて。3階の洗面台につけた鏡はデンマークから船便で取り寄せたものです。サイズを図ってぴったり入るよう設計士の方と相談しました。(奥様)

鉄骨階段は私の希望で入れました。手すりに壁がないので、仕切りつつ光を通す部分が気に入っています。レンジフードは冷蔵庫と色を統一し、高さを上げ空間を広くしました。（ご主人様）

キッチンの床をソリッドフロアにして、シームレスだけれども空間が違って見えるように気をつけています。見せたいものを外に出して見せたくないものはまとめて収納。備え付けの棚などを入れないことでフラットな空間を心がけています。 (奥様)

私は家の中でリビングが一番好きです。ソファに座りながら映画を見たり、ゲームをしたりお酒を飲んだりするのがお気に入りの過ごし方ですね。アイアンを基調としたインダストリアルと木の風合いが好きで、特注で作ったリビングテーブルやソファを起点に、雰囲気を拡張していきました。深い色の床も含めて全体の統一感も出しつつ、アクセントクロスや鏡を外しに使っています。実はひそかに、テレビまわりの配線もこだわりました。配線が見えないよう壁の裏を通すために、自分で配線図を用意して調整してもらっています。（ご主人様）

明るい部屋が好きなので、窓の数も増やしました。リビングの窓は特にこだわっていて、カーテンを閉めると一つの大きな窓のような形になります。夜はリラックスできるオシャレな雰囲気にするために、四隅の壁に当てたスポットライトで明るくなりすぎないように調整しています。ライトの色は黒だと重すぎるし白だとフラットすぎるので、グレーかつなるべく小さいものを選びました。（ご主人様）

過ごすフロアによって気分が変わるのが戸建てに住んだ何よりの変化でしょうか。3階にいると仕事モードや睡眠モード。リビングではリラックスモードというように生活にメリハリがつきました。家にいる時間が長く二人ともほとんどリモートなので、なおさら家の良さを実感します。（ご主人様）

自分たちの理想を明確に伝える。

私たちは住みたい家のイメージが明確に決まっていたので、設計士の方に理想を伝え、なにが実現可能なのかをすり合わせていきました。建築物として、窓の位置や配線など決められた部分を配慮しつつ理想に向けた提案をいただけたのは非常に心強かったです。
家さがしはしていましたが、結局オープンハウスの営業の方からお電話をいただかなかったら家を買うことはなかったと思います。きっかけを大切にしようと心から思いましたね。（ご主人様）