最初に出会った土地が気に入り
翌日に購入を決断。

都心の1LDKで夫婦2人の暮らしを楽しんでいましたが、息子が生まれたことで広いマンションへの住み替えを考え始めました。共働きなので通勤に便利な立地、かつ土地勘のある同じ区内で、というのが条件でした。しかし「これは」と思うマンションが見つかってもタッチの差で逃してしまう連続。生まれたばかりの息子を抱っこしながらの物件探しにも疲れてしまって、「もうダメかも」と諦めかけてしまいました。そんなときに偶然見かけたのがオープンハウスの看板を持って立っていた営業の方でした。（ご主人様）

オープンハウスの看板を見て、マンションじゃなくて一戸建てという選択肢もあると考え、早速会員登録し、その週の土曜日に物件を案内してもらいました。それが現在の住まいが建っている土地です。それまでマンションを検討していたので土地だけを見てもピンとこなかったのですが、その足で同じような条件に建つ別の住まいを見せていただき、一気に具体的な空間がイメージできました。希望通り同じ区内の土地だったこともよかったです。（奥様）

マンションだと駐車場や管理費などのコストがかかります。それらを合わせて検討すると戸建て住宅でもトータルなコストはほとんど変わらないと思いました。それで土曜日に土地を見せていただいて日曜日には購入を決めました。妻が復職を控えていたため、保活をするにあたり、保育園が決まってから家を探すのは難しいと思っていたので、先に新居を決めることができてよかったです。（ご主人様）

十分な収納スペースと
生活リズムを整える動線。

とにかく収納はたっぷりとお願いしました。空間をできるだけ開放的で広く使うためにモノは置きたくなく、後から収納棚を置かずに最初からしっかりと収納スペースを確保したかったんです。キッチンは食器類なども全部収納できるほどの収納を実現。子ども部屋と寝室にはロフトをつけ、階段下、トイレなど、できるだけ多くの収納を設けました。洗面所収納も洗剤類やタオル、着替えなどがたっぷりしまえます。（ご主人様）

キッチンは当初、L字型を考えていましたが、設計の方の提案でセパレートのニの字型のレイアウトに変更しました。これが大正解。シンク台からコンロ台への移動は体を反転させるだけですし、間に広い作業スペースも確保できました。訪ねてきた実家の母も「広くてうらやましい」と驚いています。床材は、これもご提案に合わせてタイルにしました。油はねもそうですが、これから息子がいたずらしたりこぼしたりしても簡単に拭き取れます。キッチンの壁にマグネットをつけられるのも、ちょっとした工夫ですが意外と便利です。（奥様）

リビングはできるだけ明るくて開放的な空間にしたいとお願いしました。床材はナチュラルで明るいものとし、照明は設計の方のご提案で間接照明を取り入れました。ここにもできるだけ家具は置きたくなかったので、テレビ台は作り付けに。圧迫感のない、快適なリビングができました。（ご主人様）

3階にお風呂、洗面所を置くというご提案をいただいたときは、想定外のプランだったのでちょっと驚きました。けれど実際に住んでみるとお風呂から上がってそのまま寝室に行けるのはとても快適で、子どももすぐに寝てくれます。おかげで規則正しい生活リズムがつくれました。一方で1階のサービスルームは夫のテレワークスペースです。宅配便が届いてもすぐに玄関に出られるので、これも1階にして正解でした。生活スタイルに合った動線を考えるのは、大切なことだと感じています。（奥様）

プロを信頼してお任せすることが
高い満足度につながる。

マンション探しに疲れていたときに、ある不動産屋さんから聞いたのが「あなたがいいと思った物件は、必ず誰かもいいと思っている。気に入った物件に出会ったら迷わず申し込みなさい」というアドバイスでした。まさにその通りで、私たちも一戸建てを視野に入れるようになって最初にこの土地を見つけたとき、即決断しました。物件との出会いは"縁"です。エリアや路線、広さなど優先順位をはっきりさせた上で、"これだ"と感じる物件が見つかったら迷わず決心されることをお勧めします。（奥様）

設計については、プロにお任せしようというのが私たちの考えでした。仕事に加えて0歳児の育児で忙しいという事情もありましたが、あらかじめ用意されたベースプランを見て、希望をアドオンする（付け加える）方が合理的だと思ったのです。実際、基本的な設計はすべて設計の方にお任せして、その上で"収納を増やして欲しい""明るい空間にして欲しい"というような要望を出しました。ニの字型のキッチンなどプロのご提案だからこそ実現できたわけで、基本的なことはお任せする方が結局は高い満足度につながるのではないでしょうか。（ご主人様）