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狭小住宅とは?ゆとりを生む間取りのポイントや注意点、実例を解説

公開日:2025年11月25日

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都市部で戸建てを持つ選択肢として、狭小住宅が注目を集めています。限られた予算でも土地を取得しやすく、利便性の高いエリアに住める点が魅力です。

一方で、「狭くて暮らしにくいのでは」といった不安を感じる人も少なくないでしょう。しかし、設計の工夫次第で開放感のあるゆとりある暮らしは十分に実現できます。収納の確保もちょっとしたテクニックで解決可能です。

この記事では、狭小住宅の特徴やメリットも解説します。狭小住宅を検討している方は、ぜひ参考にしてください。

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狭小住宅とは?基本定義と特徴

「狭小住宅」とは、一般的に15〜20坪前後のコンパクトな土地に建てられた家を指します。法律上の定義はなく、2階建てや3階建てといった高さが決まっているわけでもありません。土地面積の小さい住宅の総称として使われている言葉です。

都市部の駅近エリアや商業地など、地価の高い場所に多く見られるのが特徴です。水平方向の空間が限られる分、縦方向に上げることで必要な床面積を確保しています。狭小住宅は、利便性の高いエリアでマイホームを持ちたい人にとって魅力的な選択肢です。

狭小住宅を建てる3つのメリット

狭小住宅には、広い家では得にくい魅力が数多くあります。

中でも大きいのが、エリア選びの自由度と経済面での優位性です。さらに、日々の暮らしが楽になる実用的なメリットもあります。

ここからは、狭小住宅ならではの3つのメリットを紹介します。

  • 利便性の高いエリアで家を持てる
  • 土地代や税金、光熱費などの維持コストを抑えられる
  • 掃除が楽になる

利便性の高いエリアで家を持てる

狭小住宅を選ぶ最大の理由は、都心や駅前といった人気エリアで一戸建てを持てることです。駅や商業施設に近いエリアは地価が高く、人気も集中するため土地の取得が容易ではありません。

一方で、コンパクトな敷地であれば都心部でも比較的手が届きやすいでしょう。通勤・通学時間が短くなれば、朝の時間にゆとりが生まれます。

都心部であれば商業施設や医療機関も近く、日々の買い物や通院もスムーズです。賃貸で便利な場所に住み続けるか、郊外で広さを優先するか。そんな選択に悩んでいる人にとって、狭小住宅は魅力的な選択肢になるでしょう。

土地代や税金、光熱費などの維持コストを抑えられる

狭小住宅は、経済面でも多くの恩恵があります。敷地が小さい分、土地の購入費用を抑えられ、建物とあわせた総額を無理のない範囲に収めやすくなるでしょう。

毎年かかる固定資産税や都市計画税は、土地の評価額をもとにした課税標準額で計算されます。一戸あたり200㎡までは「小規模住宅用地」として課税標準額が大きく軽減されるため、狭小地なら土地全体がこの範囲に収まりやすいのが特徴です。

暖房や冷房が必要な空間が限られているため、電気代やガス代を抑えやすい点も見逃せません。将来の外壁補修や屋根の張り替えも、面積が小さい分だけ工事費用が抑えられます。

掃除が楽になる

狭小住宅は居住面積が小さい分、掃除にかかる時間を大幅に短縮できます。リビングから寝室まで、掃除機を持って移動する距離が短く、平日の忙しい朝でもさっと掃除できるのが利点です。

収納スペースがコンパクトになりやすい狭小住宅ですが、使わない物を増やさない意識が自然と芽生え、整理された空間を維持しやすくなるでしょう。

物の定位置が決まりやすく、探し物で時間を無駄にすることも減ります。庭を設けないことも多いため、芝刈りや草むしりといった屋外作業が最小限で済むのもメリットです。

【場所別】狭小住宅のおしゃれな事例を紹介

狭小住宅は面積の制約があるからこそ、設計の工夫が際立ちます。

限られた空間を最大限に活かした間取りや、明るさを取り込む窓の配置など、細部まで考え抜かれた住まいには学ぶべきポイントが詰まっているでしょう。

ここでは、オープンハウスのおしゃれな住宅事例を紹介します。写真とともに、狭小住宅ならではの魅力を感じてください。

外観|白×ベージュのナチュラルモダンデザイン

柔らかな白とベージュを組み合わせた外壁が、温かみのある印象を生み出しています。グレーのアクセントが全体を引き締め、洗練された佇まいに仕上がっているのが特徴です。

各階に配置された縦長の窓が建物に軽やかなリズムを与えています。玄関前には植栽スペースもあり、小さいながらも緑を楽しめる工夫が施されています。

リビング|ワンフロア15.9畳の明るく開放的な空間

ワンフロアをLDKとして使い、約15.9畳もの広々とした空間を実現しています。正方形に近い敷地形状を活かして凹凸の少ない間取りにしているため、家具の配置を自由に楽しめます。

三方向に窓を設けることで、一日を通して明るく、風通しが良いのもポイントです。明るめのオーク色の床と白い壁が清潔感も出しています。

洗面所・浴室|収納豊富な水回り

洗面台にはパナソニックを採用しています。上部・下部・鏡裏と三箇所に収納を確保しているため、タオルや洗剤のストックもすっきり片付きます。

小窓のある浴室は自然光が入り、明るく開放的な雰囲気です。ゆったりとしたバスタブは半身浴にも対応しており、一日の疲れを癒せる空間に仕上がっています。

キッチン|奥行きのあるレイアウトで家事効率アップ

落ち着いた色合いの扉材が、リビング全体にモダンな雰囲気をもたらしています。背面には食器棚や冷蔵庫を置いても十分な余裕があり、調理中の動きがスムーズです。

奥行きを確保した設計により、複数人で料理をする際も窮屈さを感じません。収納と作業性を両立させた、使い勝手の良いキッチンに仕上がっています。

狭小住宅で快適な暮らしを実現しよう

狭小住宅は敷地面積こそ限られていますが、設計次第で豊かな暮らしを実現できます。光の取り込み方や空間の使い方を考えることで、広さ以上の心地良さが生まれるでしょう。

立地の良さや経済的なメリットも含めて考えれば、都市部でマイホームを持つ有力な選択肢といえます。ここまで紹介したポイントを参考に、快適な住まいを実現してください。

なお、マイホームをお探しの方には、オープンハウス公式サイトへのご登録がおすすめです。

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これが結論!

  • POINT1

    狭小住宅は都心や駅近といった利便性の高いエリアで戸建てを持てるのが最大の魅力です。通勤・通学時間が短くなり、日々の暮らしにゆとりが生まれます。

  • POINT2

    土地代や固定資産税、光熱費などの維持コストを抑えられます。敷地が小さい分だけ初期費用も抑えやすく、無理のない資金計画で理想の住まいを手に入れられるでしょう。

  • POINT3

    トップライトなどを用いる、デッドスペースを有効活用することで開放感のある住空間を生み出せます。限られた面積でも、設計の工夫で広さ以上の心地良さを実現可能です。

染矢 真紀

記事監修

染矢 真紀

宅地建物取引士/2級ファイナンシャル・プランニング技能士

最新のトレンドや法改正を踏まえ、円滑な住宅売買に向けた仕組み作りと前線でのサポートを実践する。「ちんたいグランプリ(旧・不動産甲子園)」 2020年度・2022年度特別賞。

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