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家を買いたい共働き子育て世帯が憧れる駅・住んでみたい路線ランキング2026~関東版~

公開日:2026年04月17日

物件価格・地価・金利が揃って上昇する「三重高」の2026年。首都圏の新築戸建て平均価格が過去の記録を更新する中、マイホームを検討するご家族の「住まい選び」の基準も大きく変化しています。

本記事では、『これから家を買いたい共働き子育て世帯が住みたい駅・路線ランキング2026 ~関東版~』の最新調査結果を大公開! 土地の仕入れから設計・建築・販売までを一貫して手掛ける「製販一体」の当社ならではの視点で、ランキングの裏側を徹底分析致します。

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調査結果および分析結果から導き出した3つのキーワード!

2026年の公示地価は上昇基調を強め、住まい選びは大きな転換点を迎えています。住宅価格や賃料の高騰が続く中、消費者は単に「住居費を抑える」のではなく、将来の資産性や生活の質を見据えた投資へと舵を切り始めました。特に20代を中心とした若年層の攻めの姿勢や、共働き世帯が追求する究極の効率化など、固定観念に縛られない新しい選択基準が浮き彫りとなっています。激変する不動産市場をサバイブするための、最新のトレンドを凝縮した「駅選び・家選びの条件 2026まとめ」をご紹介します。

まずは、今回の調査の結果及び実需を踏まえた分析結果から、今年注目のキーワードを3つご紹介します。

1. メンパ(メンタルパフォーマンス)

メンタルが削られない消費行動のこと。「選択負担」や「感情負担」をいかに低減できるかが重要。

2. バイパス路線界隈

都心から郊外に向かう主要線の迂回路となる路線の周辺や主要線と主要線を繋ぐ路線の周辺に住む人たちのこと。

3. 戸建てルネッサンス

地価高騰に伴ってマンションなどの賃料値上げが相次ぎ、ローンで賃貸よりも安く住める戸建て人気に拍車がかかっている潮流のこと。

調査実施の背景

不動産調査会社の東京カンテイによると、2026年1月の首都圏新築戸建て平均価格は4,988万円(前月比2.7%増)と、集計開始以来の最高値を更新しました。東京都では6,092万円に達し、上昇基調が鮮明です。2025年3月公表の公示地価もバブル後最大の上昇率を記録し、2026年も都心周辺部を中心に上昇が継続しています。さらに、日本銀行の政策金利引き上げを受け、住宅ローン金利が上昇。物件価格・地価・金利が揃って上昇する「三重高」の局面において、関東1都3県の「5年以内に家を買いたい共働き子育て世帯」が、今どのような駅や条件を求めているのかを調査いたしました。

最寄り駅として検討したい鉄道の路線と駅ランキング

将来住宅を購入される際に、最寄り駅として検討されている駅名を1都3県にある全駅を対象に「路線」を選んでから「駅」を選択する形式で5駅選んでいただき、累計獲得ptを全体と都道府県別に集計しました。

1)駅ランキングTOP10 ~総合、都道府県別~

資産価値を重視した都心回帰と、生活の実利を優先した県内ハブ駅への支持という2つの潮流

【総合ランキング】

山手線南側・東側の資産価値が高いエリアに人気が集中。再開発で期待される品川・目黒・五反田・大崎、『職住近接』が進む東京など、複数拠点へ短時間で着ける『タイパの良さ』が実需層に支持されています。東京都外からは唯一、横浜駅が上位を維持。10路線利用可能な利便性とブランド力で、県境を越えた支持を集めました。

【東京都】

駅と駅周辺の再開発が進む東京が1位に。山手線南側・東側の資産価値が高いエリアは変わらず人気です。

【神奈川県】

複数路線が乗り入れるハブ駅に加え、大型商業施設があり落ち着いた住環境の鴨居が上位に入りました。

【埼玉県】

都心へのアクセスと郊外への接続性を兼ね備えたJR武蔵野線沿線の北朝霞や東所沢が上位に入りました。

【千葉県】

王道の船橋が1位に返り咲き。市川や西船橋など都心へのアクセスが良好な駅が上位を占めました。

2) 路線ランキングTOP10

メイン路線のTOP3は不動の人気!主要路線のターミナル駅を繋ぐバイパス路線(※)の人気も継続中

TOP3には関東圏で不動の知名度を誇る主要メジャー路線が並びました。特筆すべきは、昨年に続き上位に定着したJR横浜線(4位)やJR武蔵野線(6位)、JR南武線(7位)といった、主要ターミナル駅同士を結ぶ『バイパス路線』の強さです。都心部へは乗り換えを要するものの、複数の幹線を利用できる機動力や、職住近接を叶える実利的なメリットが、購入を前提とした実需層から高く評価された結果と推察できます。

※バイパス路線とは

当社ではバイパス路線を下記のように定義しました。

①都心から郊外に向かう主要線(動脈)の迂回路(バイパス)となる路線

②都心から郊外に向かう主要線(動脈)と主要線(動脈)のターミナル駅をつなぐように走る路線

駅ランキング・路線ランキングまとめ

駅ランキングのTOP5には、住みたくても住めない「憧れ」のハブ駅が並びましたが、人気路線の中にバイパス路線が3路線食い込んだのは、今回の調査対象が「これから5年以内に家を買いたい」が条件に入った「共働き子育て世帯」だからこその結果だと言えます。特徴を2つにまとめました。

1.JR山手線一極集中の「都心志向」は今年も継続!

複数の路線が利用可能な巨大ターミナルへの憧れが非常に高いことが分かります。共働き子育て世帯にとって、通勤時間の短縮(職住近接)は重要ポイントのようです。

2.「バイパス路線」の利便性への再評価!

横浜線(4位)、武蔵野線(6位)、南武線(7位)など主要幹線を横につなぐ路線がTOP10 入り!都心へ向かうだけでなく、郊外間の移動や子育て環境の良いエリアへのアクセスを重視する世帯が増えている兆しです。

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家選びの条件

将来住宅を購入される際に、環境面や金額面について求める条件について質問しました。

1)家の最寄り駅を検討する際に重視する条件

家選びで重視するのは何よりも駅から徒歩15分以内であること!

<Point>

  • なにより重視するのが徒歩15分以内で32.3%と2位に13.4ptもの差をつけ1位に
  • 意外にも一番低かったのは「急行が止まるか」(11.7%)
  • 20代は他の年代より、急行が止まる駅であることはあまり重視しない

「将来、住宅を購入される際に、最寄り駅を選ぶ基準」を重視する順に選んでもらいました。結果、2位の住居費よりも圧倒的な差(1番重視13.4pt差)を付けて「自宅から駅まで徒歩分数が15分以内であること」が1位になりました。昨年の調査でもランキング順位は同じとなっており「徒歩15分以内」は不動の第一条件であるといえます。「電車以外の交通機関を利用しないこと」が「乗り換えなし」とほぼ同率に浮上したことが特筆事項です。

年齢別に見ると、特に40代女性の半数が「駅徒歩15分以内」を最優先事項にしており、家庭と仕事の両立における時間の捻出をすることが購入の条件になっている、タイパ重視の価値観がうかがえました。一方で、20代は他世代と比べて、「急行が止まる駅であること」を重要視すると答えた人が4.8%とかなり低い結果になりました。40代女性の場合「乗り換えが発生しても良いから、自宅は駅が近い方が良い」という考えの方が多く、20代(男女)は「急行は止まらなくても良いから乗り換えが発生しない駅」を選択する傾向がわかりました。

2)居住環境で重視する項目

土地のポテンシャルが最重要? コンビニやスーパー、周辺の商業施設の充実度も重要視!

<Point>

  • 1位は「土地の地形・形状」(58.4%)で住宅選びの重要条件に
  • 資産性と防災を重視する傾向が高まり、「武蔵野台地」に位置する駅を選択する層が増加か
  • 共働き子育て世帯はコンビニの数など「商業施設」(44.3%)重視で、タイパを意識!

「住宅を購入する際、居住環境のどのような要素を重視しますか」と各設問で例を挙げて聞いたところ、1位は「土地の地形・形状」(58.4%)となりました。昨年のアンケートでも1位となっており、【住宅選びの重要な条件】となっていることが伺えます。人気路線ランキング1位の山手線、3位の中央線沿いの土地は「武蔵野台地」に位置する駅が多く安定した需要に加えて、災害リスクの意識が高い点も評価されている理由の1つのようです。また、共働き世帯だからこそ「商業施設」も3位に入り(44.3%)、スーパーやコンビニとの距離や数といった買い物の利便性を重視することが分かりました。小田急線や田園都市線は、商業施設や教育環境が比較的バランスよく整った街が見受けられ、利便性と住環境の両立を求める層からも支持を集めていると考えられます。

さらに、戸建て派は何よりも「地形」などとの土地固有の性質を重視する傾向があり、マンション派は「教育環境」「安全性」「最寄駅からのアクセス」を重視する傾向がでました。

3)家から最寄りの駅までの徒歩時間

<Point>

  • 理想の徒歩分数、1位は10分未満(70.5%)!約9割(88.8%)が15分未満と回答
  • 約7割(73.7%)の人が、妥協しても徒歩分数15分未満
  • 現在の徒歩分数が10分未満の人の9割(89.8%)が、これ以上徒歩分数が増えるのはNGと回答
  • バス利用はできれば避けたいという傾向が明らかに

住まい探しにおいて「駅からの距離」は利便性を左右する極めて重要な要素です。調査結果からは、多くの人が「徒歩10分以内」を生活の質を分ける大きな境界線と捉えている実態が明らかになりました。まず理想の距離については、70.5%が「10分未満」を希望しており、15分未満まで含めると約9割(88.8%)に達します。妥協を強いられる場面でも、10分未満を維持したい層は45.4%、15分未満を死守したい層は73.7%にのぼり、「便利地・好立地」な立地で、利便性を最優先する傾向が強く現れています。

今回の調査結果では性別差が色濃く出る結果となりました。特に女性は、「妥協しても10分未満」とこだわりが強い一方、男性は15分未満まで許容範囲を広げるなど、柔軟な姿勢を見せています。共働き子育て世帯対象の家選びでは、夫婦間の価値観のすりあわせもすごく大事になってくるので、事前に夫婦間で話し合っておくと良い項目になりそうです。

特筆すべきはバス利用への忌避感です。妥協案としてのバス利用はわずか3.7%に留まりました。どれほど距離に妥協が必要だとしても、バスを利用するよりは「徒歩圏内」で完結させたいという、根強い駅徒歩へのこだわりが浮き彫りとなっています。

駅チカの土地・物件に強みをもつ当社がお客様に選んでいただけるのは、こういった消費者のインサイトにマッチしているからだと確信しております。

4)通勤における電車乗車時間

都内に住むなら許容できる電車乗車時間は「30分~1時間」※都外在住者は「1時間15分」

<Point>

  • 理想も妥協も30分以上1時間未満が1位
  • 妥協も1位は30分から1時間未満で25.9%
  • 徒歩分数の結果(Q3)と本結果から通勤時間は1時間以内に抑えたいことが伺える

最寄り駅から通勤先までの、電車の乗車時間について、理想と妥協できる上限の乗車時間について聞きました。理想と妥協のいずれにおいても「30分以上1時間未満」が最多となり、現代の住まい選びにおける標準的な基準であることが分かりました。

具体的な理想の通勤時間は、1位が「30分以上〜1時間未満」で27.3%、次いで「15分以上〜30分未満」が25.9%と続きます。妥協案としても「30分以上〜1時間未満」が25.9%で首位を維持しており、徒歩分数の調査結果と合わせても、多くの人が通勤時間を「1時間以内」に抑えたいと考えている実態が浮かび上がります。 

また、性別による傾向の差も顕著です。女性は「30分未満」を理想に挙げる割合が高く、1時間以内で収めることで生活にゆとりを確保したい意向がうかがえます。対して男性は「30分以上」でも許容する傾向があり、通勤時間が多少延びたとしても、住まいの広さや予算などの条件を優先する姿勢が見て取れます。

総じて、理想は「1時間未満」、妥協しても「1時間15分まで」が一般的な許容枠となっており、生活の質と利便性のバランスをこの時間内に求めていることが鮮明となりました。

5.) 通勤における電車の乗り換え回数

通勤における電車の乗り換えは1回が許容点という結果に!

<Point>

  • 理想では乗り換えなしが48.0%の約半数。乗り換え1回も38.4%と高い結果に
  • 電車の乗り換えは1回(34.4%)、2回(23.3%)が許容点と判明
  • 性年代別でみると、20~30代の女性が乗り換えなしを望む割合が高い傾向

【乗り換え回数の理想と妥協】共働き世代のリアルな許容範囲

通勤における利便性を測る指標として、徒歩分数や通勤時間と並び重要なのが「電車の乗り換え回数」です。今回の調査では、日々の移動負荷を最小限に抑えたいという現代の共働き世代の実態が浮き彫りになりました。

まず、理想の乗り換え回数については「乗り換えなし(直通)」を希望する人が48.0%と約半数にのぼり、最も高い支持を得ています。一方で「乗り換え1回」も38.4%と高く、多くの人が日常的な移動において 「直通もしくは1回」までを理想的な環境と捉えていることが分かります。

許容点を探ると、乗り換え「1回(34.4%)」または「2回(23.3%)」がボリュームゾーンとなります。特に「2回」までは許容範囲とする声がある一方で、3回以上になると回答者の9割以上が検討外としており、乗り換え2回が物理的・心理的な最終防衛線であると言えます。

また、ここでも顕著な男女差が見られました。女性(特に20〜30代)は「乗り換えなし」を強く望む傾向があるのに対し、男性は「2回まで」を許容する割合が高くなっています。女性は通勤の負担を減らし時間のゆとりを確保したいと考え、男性は乗り換えの負荷よりも住環境や予算を優先する、といった夫婦間での「条件のズレ」が生じやすいポイントと言えるでしょう。

6) 住宅購入時の月々の支払額(住宅ローン)

住宅ローンの月々の支払金額が、現在比で+3万円なら許容できる人が25.1%!

<Point>

  • 現在の家賃(住宅費)から+3万までなら月々の支払いが増えることを許容するひとが20.7%
  • 想定返済額の上限は、男性や20代において過半数が月々の支払いが増えることを許容
  • 月々の住居費が上がることを許容する割合は、20代が他の年代を抑えて高い結果に

現在の住居費からの増額許容範囲に関する調査では、「プラス3万円まで」を現実的な防衛ラインとする層が20.7%に達しました。住宅価格の高騰や専有面積の拡大を背景に、一定の負担増を許容しつつ家計を守る姿勢がうかがえます。

特筆すべきは20代の意識です。支払い増への許容度は他年代を大きく引き離しており、妥協の段階では52.4%と過半数を超えています。そもそも今の住まいの家賃が他年代に比べて安いというのもあるかもしれませんが、これは将来の昇給期待や、若いうちに資産価値の高い物件を確保したいという前向きな投資意欲の表れかもしれません。対照的に、30代は支出を抑える理想を堅持し、40代は現実的な落とし所を探る慎重な姿勢が目立ちます。

男女差も鮮明で、男性は過半数が支払増を「許容」して受け入れるのに対し、女性は男性よりも「妥協しない」割合が高い結果となりました。世代や性別によって、住居費の増額に対するリスク許容度とライフプランの優先順位に明確な違いが生じています。

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駅選び・家選びの条件 2026まとめ

2026年の公示地価は上昇基調を強め、住まい選びは大きな転換点を迎えています。住宅価格や賃料の高騰が続く中、消費者は単に「住居費を抑える」のではなく、将来の資産性や生活の質を見据えた「賢い投資」へと舵を切り始めました。特に20代を中心とした若年層の攻めの姿勢や、共働き世帯が追求する究極の効率化など、固定観念に縛られない新しい選択基準が浮き彫りとなっています。最新の市場動向を反映した「駅選び・家選びの条件 2026まとめ」をご紹介します。

<今回の調査から>

▶物価高騰の中、憧れの主要駅へもアクセスが良い「バイパス路線界隈」への注目!

地価公示の上昇を受け、住宅選びは近い将来の売却を見据え、主要駅に繋がる路線の駅徒歩15分以内を狙って、ライフステージにより機動的に移動を考慮する“バイパス路線界隈”が急増しています。特に20代は他世代を凌ぐ投資意識の高さを見せ、資産性の高い「駅チカ」への転居を優先。地価高騰を逆手に取り、将来の資産価値を確保しようとする若年層の攻めの姿勢が鮮明になっています。

▶「メンパ(メンタルパフォーマンス)生活」を叶える「通勤乗車1時間・乗換1回・商業施設」の利便性

共働き子育て世帯の住宅選びは「タイパ(時間対効果)」が最優先。通勤乗車時間は「1時間以内・乗換1回」をデッドラインとし、駅周辺のスーパーやコンビニの充実を重視する傾向があります。地価高騰の中でも、単なる居住空間ではなく「効率的に買い物して帰宅できる利便性」をセットで追求。限られた時間を育児や生活に充てるため、環境への投資を惜しまないリアルな実態が浮き彫りになりました。昨年から変わらない傾向です。

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