品川区は、自然豊かな水辺や公共施設が多くあるエリアで、東京23区の南側に位置します。交通の便もよく、買い物環境も整っているため、住みやすい地域といえます。本記事では、品川区のイメージや特徴などを踏まえた上で、交通の利便性やお出かけスポットなどの住みやすさについて解説します。品川区への居住を検討している方は、ぜひ最後までご一読ください。
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記事監修
宅地建物取引士/2級ファイナンシャル･プランニング技能士
最新のトレンドや法改正を踏まえ、円滑な住宅売買に向けた仕組み作りと前線でのサポートを実践する。「ちんたいグランプリ（旧・不動産甲子園）」 2020年度･2022年度特別賞。
品川区の魅力は、主に以下のとおりです。
あらかじめ品川区の特徴や魅力を理解しておけば、居住した時のイメージを持ちやすくなるでしょう。
それでは、順番に解説します。
品川区は、交通の便がよく、買い物環境が整っている地域です。
京浜東北線や山手線、都営浅草線など、合計14路線が乗り入れています。
JR品川駅は港区に位置していますが、品川区民もアクセスしやすく、新幹線を使う際も便利です。
さらに、大井町にある「アトレ大井町」や五反田の「TOC」など、多くの商業施設があり、買い物をするのに困ることはないでしょう。
品川区内は、子供から大人まで楽しめる大きい公園や公共施設などもたくさんあります。
代表的な公園として挙げられるのが、「しながわ区民公園」や「大井ふ頭中央海浜公園」などです。
特にしながわ区民公園は、水族館と併設しており、家族で休日に出かけられるスポットとしても有名です。
品川区といえば、品川駅があることで華やかな印象や高級なイメージがありますが、実際は都心の中でも物価は比較的安いです。
特に戸越銀座商店街は、安価な小売店や飲食店などが立ち並ぶ場所であり、生活必需品を安く買い揃えることができます。
武蔵小山にあるパルム通りにも、安く生活必需品を購入できるお店が多くあります。
品川区は、治安は比較的良いです。
警視庁が発表している東京都23区の犯罪件数では、品川区は7番目に少ない地域となっています。
| 場所 | 犯罪件数 | |
|---|---|---|
| 1位 | 文京区 | 898件 |
| 2位 | 荒川区 | 1,143件 |
| 3位 | 目黒区 | 1,327件 |
| 4位 | 中野区 | 1,880件 |
| 5位 | 北区 | 1,926件 |
| 6位 | 墨田区 | 1,953件 |
| 7位 | 品川区 | 2,041件 |
参考：
23区の中では、犯罪件数の少なさは上位に入るため、治安が良い街に住みたい方は、候補の1つとして検討するのもありでしょう。
23区の中では、比較的治安が良いです。治安を重視する方は、品川区の居住を検討してみても良いでしょう。
品川区は、都心から少し離れていますが、都心部へアクセスしやすい駅も存在します。
本項では、以下3つの交通の利便性についてご紹介します。
それでは、順番に解説します。
品川区では、以下の13路線を利用できます。
特に主要となる駅は、「五反田駅」と「大井町駅」です。
五反田は、山手線と都営浅草線が通っており、渋谷や新宿まで15分以内でアクセスできます。
また、都営浅草線を利用すれば羽田空港まで1本で行けるため、旅行や出張にも行きやすいです。
そして大井町駅には京浜東北線が通っており、東京駅や上野駅まで30分以内でアクセスできるほか、横浜方面にもスムーズに移動できます。
鉄道の駅や路線バスの停留所などが多い品川区ですが、一部の地域ではバス停まで距離があったり本数が少なかったりするのも事実です。
そういった課題を解決するために、品川区ではコミュニティバス「しなバス」が走るようになりました。
西大井駅と大森駅を結ぶルートで、1時間あたり3本の間隔で運行しています。
＜しなバスの運航ルート＞
品川区には高速道路もあり、車を持っている方であれば都心部はもちろん、地方にも気軽にアクセスできます。
品川区にある高速インターチェンジは、以下の通りです。
このように、品川区には多くのインターチェンジがあります。
首都高速環状線と湾岸線を使い分けることができ、千葉や神奈川方面への移動もスムーズにできるでしょう。
利用可能な路線が多く、五反田駅を利用すれば渋谷や新宿まで15分で行くことができます。また、羽田空港までの路線もあるので、出張や旅行にも非常に便利です。インターチェンジも多く点在しているため、都心だけでなく遠方へのアクセスも良いのが魅力でしょう。
品川区を代表する公演は、主に以下2つです。
それでは、順番に解説します。
| 所在地 | 東京都品川区八潮4-1-19 |
|---|---|
| 電話番号 | 03-3790-2378（スポーツの森） 03-3799-0938（なぎさの森） |
| 利用可能時間 | 24時間 |
| 入場料 | 無料（スポーツ施設は使用料あり） |
| 駐車場 | あり |
| アクセス | 東京モノレール「大井競馬場前駅」徒歩2分 |
大井ふ頭中央海浜公園は、東京港に面している公園です。
面積は約45万平方メートルあり、「スポーツの森」と「なぎさの森」の2つにエリアが分かれています。
スポーツの森は、野球が6面とサッカー場、テニスコートなどがあり、スポーツを楽しむことができます。
一方、なぎさの森は釣りやバーベキューなどのレジャーを楽しめるような環境となっています。
子供から大人まで楽しめる公園であるため、休日にお子さんと出かけるのにおすすめできるでしょう。
| 所在地 | 東京都品川区東八潮1・2番 |
|---|---|
| 電話番号 | 03-5500-0385 |
| 利用可能時間 | 24時間 |
| 入場料 | 無料 |
| 駐車場 | あり |
| アクセス | 東京国際クルーズターミナル駅徒歩1分 |
潮風公園は、品川区東八潮にある都立公園です。
並木の遊歩道や芝生広場、噴水などの施設があり、ピクニックや東京湾の景色などを楽しめます。
園内は、バーベキュー広場もあり、休日に家族とバーベキューも楽しむことが可能です。
さまざまな楽しみ方ができる公園となっているため、目的に応じて使用できるでしょう。
広々とした公園があるため、スポーツやレジャーを楽しむことが可能です。お子様を遊ばせたい方は、是非とも足を運んでください。子供だけでなく、大人も休日を満喫することができるでしょう。
品川区のお出かけスポットは、主に以下の通りです。
それでは、順番に解説します。
| 所在地 | 〒140-0014 東京都品川区大井1-2-1 |
|---|---|
| 営業時間 | ショッピング 10:00～PM9:00 レストラン 11:00～PM10:30 |
| 最寄りのバス停 | 大井町駅東口 |
| 駐車場 | あり |
アトレ大井町は、JR大井町駅中央口に直結する商業施設です。
駅から直結しているため、仕事帰りにフラッと立ち寄れます。
中には、レストランや雑貨店、ファッションなどさまざまなお店が入っているため、食事やお買い物を楽しむことができます。
| 所在地 | 〒142-0041 東京都品川区戸越1-15-16 |
|---|---|
| 営業時間 | 店舗によって異なる |
| 最寄りのバス停 | 戸越三丁目 |
| 駐車場 | なし |
戸越銀座商店街は、戸越銀座駅の駅前にある商店街です。
飲食店や生活雑貨など、約400件の店舗が連なっており、連日多くの人で賑わっています。
特に有名なものが、「戸越銀座コロッケ」です。
約20店舗が独自の個性あふれるコロッケを開発しており、食べ歩きを楽しむことができます。
| 所在地 | 〒142-0062 東京都品川区小山-15-1 |
|---|---|
| 営業時間 | 03-6426-4848 |
| 最寄りのバス停 | 武蔵小山 |
| 駐車場 | 何台・あり/なしなど |
「パークシティ武蔵小山ザモール」は、武蔵小山駅前にできた商業施設です。
カフェやレストラン、生活雑貨などのお店が多く入っています。
駅からすぐの場所にあるため、品川区内どこからでも気軽に訪れることができるでしょう。
レストランや雑貨屋など、多くの店舗が入っている商業施設では、気軽に買い物を楽しむことができます。また、戸越銀座商店街では、買い物だけでなく食べ歩きをすることも可能です。
品川区は、子育て世帯にも人気のエリアです。
その理由として、以下3つの制度や施設があることが挙げられます。
それでは、順番に解説します。
家庭あんしんセンターは、子育て世帯を支援する福祉施設です。
主に以下2つの支援事業に取り組んでいます。
夜間養護事業・短期入所生活支援事業は、小さいお子さんがいる保護者が仕事で帰宅時間が夜遅くなった場合や、子どもの養育が困難になった場合などに短時間預かってくれます。
そして子育て支援センターは、子ども達が抱えている悩みを気軽に相談できる窓口です。
どちらも子育て家庭を助ける制度であり、うまく活用すれば子育ての負担を軽減できるでしょう。
子どもすこやか医療費助成とは、高校生（18歳到達後最初の3月31日まで）までの子どもが、ケガや病気などが理由で医療機関で診療受けた際に、保険診療の自己負担分を助成してくれる制度です。
品川区内に居住している高校生までの子どもと、子どもが健康保険に加入していることが適用できる条件となります。
ケガや病気をしやすいお子さんがいる家庭の方に、嬉しい制度といえるでしょう。
品川区では、子どもがひとりでも安心して食事を取れるように、しながわ子ども食堂ネットワークを設けています。
自宅でひとりで食事をとる子どもたちに向けて、みんなで食べる楽しさや温かさを提供している制度です。
区内に複数の食堂があり、それぞれお店の広さや利用できる対象者が異なります。
詳しくは、品川区の公式サイトをご確認ください。
品川区は子育て世帯にも優しい支援がいくつかあります。18歳まで利用できる医療費助成や、子供が1人でも入れるしながわ子ども食堂などがあり、家庭の負担や悩みを解決してくれるでしょう。
品川区の住みやすい駅は、主に以下の通りです。
それでは、順番に解説します。
武蔵小山駅は、東急目黒線が通っている駅です。
目黒駅まで1本で移動でき、山手線へ乗り換えれば、渋谷まで10分以内、新宿まで15分以内でアクセスできます。
東京メトロ南北線と都営三田線と直通運転もしているため、大手町や日比谷などへも乗り換えなしで移動することが可能です。
また、武蔵小山はメディアにも紹介された実績のある「パルム商店街」があり、物価が安いことで有名です。
街並みも落ち着いているため、生活費を抑えつつのんびり暮らしたい方におすすめできます。
中延駅では、東急電鉄大井町線と都営地下鉄浅草線を利用できます。
都営浅草線を利用すると、JR山手線が通る五反田駅まで移動できるため、都心部への移動もスムーズです。
また、中延駅周辺は夜遅くまで営業しているスーパーが複数あり、仕事などで帰りが遅い日のお買い物に便利です。
戸越銀座駅は、東急電鉄池上線が通っている駅です。
新宿駅や渋谷駅などへ30分以内にアクセスできるため、通学や通勤に便利なエリアです。
また、戸越銀座駅周辺に、「戸越銀座」という歴史ある商店街があり、多くの飲食店や雑貨店などが立ち並んでいます。
買い物環境がよく、商店街で食べ歩きも楽しめるのも魅力です。
旗の台駅は、大井町線と池上線を利用できる駅です。
大井町線で大井町駅まで行けば、JR京浜東北線で東京駅や上野駅などへアクセスできます。
一方で池上線では五反田駅までアクセスでき、JR山手線に乗り換えると主要部へ移動できます。
また、駅周辺は繁華街がなく閑静な住宅街が広がっています。
治安が良く都会の喧騒がないため、落ち着いて過ごすことができるでしょう。
西小山駅は、東急目黒線が通っている駅です。
渋谷駅や新宿駅までは30分以内でアクセスできるため、主要部へ行きやすいエリアで暮らしたい方におすすめです。
また、駅直結の「東急ストア」は深夜1時まで営業しており、帰りが遅い日にも立ち寄れます。
東急ストア以外にも、サミットやまいばすけっとなど、複数のスーパーがあるため、買い物環境が良いといえるでしょう。
どの駅も都心までのアクセスしやすく、通勤・通学には便利です。遅くまで営業している店もあるので、帰りが遅くなっても安心できます。落ち着いた街も多いので、ライフスタイルに合ったエリアを選びましょう。
品川区の家賃相場は以下のとおりです。(2023年8月時点)
| 間取り | 家賃相場 |
|---|---|
| 1K | 9.24万円 |
| 1LDK | 17.35万円 |
| 2LDK | 26.90万円 |
| 3LDK | 34.19万円 |
参考：
大崎や五反田などの都心部に近いエリアでは、若干家賃が高いものの、武蔵小山駅や戸越銀座駅付近になると、都心部から少し離れるため家賃相場が低くなります。
生活費を少しでも抑えたい方は、武蔵小山駅や戸越銀座駅などの都心部から少し離れた場所の物件を検討しましょう。
都心部に近くなると、家賃は高くなってしまいます。静かな場所に住みたい方や、家賃を抑えたい方は、都心から少し離れた位置を選ぶのがおすすめです。
品川区に住むのは、以下の人がおすすめです。
順番に解説します。
品川区には、大崎駅や五反田駅などの都心エリアに近い地域から、大井町駅や戸越銀座駅などの都心部から少しだけ離れたエリアもあります。
どのエリアも都心部へアクセスしやすく、出かけやすいため、ファミリーで都会に住みたい人におすすめです。
また、都会ながらも閑静な住宅街が広がるエリアが多数あり、のどかな街で暮らせます。
品川区は都心のなかでは物価が安く、生活コストを抑えることも可能です。
特に戸越銀座や武蔵小山にあるパルム通りなどでは生活必需品を安く購入できるため、家計の負担を軽減できます。
都心に住みたいけど生活コストがかかると不安に思っている方も、安心して住める地域といえるでしょう。
都会に憧れはあるものの、都心部では家賃や物価が高くて住むのが不安という方に、品川区は非常におすすめです。都心部へアクセスしやすいため、通勤・通学だけでなく、休日に都心部で遊ぶといった過ごし方もできます。
実際に、オープンハウスで品川区の住宅をご購入いただいたお客様の体験記を紹介します。
＜ご購入者様プロフィール＞
ご主人様・奥様・お子様3人
＜きっかけと決め手＞
コロナ禍でリモートワークが基本になり、子どもたちはオンライン授業を受けることが増えてきました。
以前住んでいたマンションでは狭く感じるようになり、間取りの拡充と車を置けることをポイントに家探しをはじめました。
あるとき、外を歩いているとオープンハウスの営業さんが土地のPRをしていました。
話を聞いたところ、家のすぐ近くで土地が売り出されているという情報をもらい、その日の夕方には申し込みを決めました。
＜これから家を購入する方へのメッセージ＞
偶然土地を紹介されてから決めるまでのスピード感は、大きなポイントでした。
今後、これ以上良い土地が出てくる可能性もあるのでは？と不安になる部分もありましたが、今しかないという決断力は大変重要かと思います。
めぐりあわせを大切にするのがいいのではないでしょうか。
オープンハウス公式サイトでは、家のこだわりポイントなどをさらに詳しく掲載しています。
より具体的な体験談を読みたい方は、「
」をご覧ください。
品川区は、TOC五反田や戸越銀座商店街など、お出かけスポットや買い物できる場所が多数あり、生活の利便性が高いエリアです。
さらに緑豊かな公園が多く、子育てしやすい環境も整っています。
品川区の物件をお探しの方は、オープンハウス公式サイトへの登録がおすすめです。
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五反田駅や大崎駅にはJR山手線が通っているため、新宿駅や渋谷駅、東京駅などの主要部へ気軽にアクセスできます。また、戸越銀座駅や武蔵小山駅などからは、基本的に一度の乗り換えで主要部まで移動できるため、交通の便は良いといえるでしょう。
品川区は、戸越銀座や武蔵小山にあるパルム通りなど、お買い得なお店が多く立ち並ぶエリアがあります。そういった場所で買い物をすれば、生活コストを下げることが可能です。
品川区は、子どもから大人まで楽しめる公園や商業施設がたくさんあります。特に「しながわ区民公園」や「大井ふ頭中央海浜公園」などは、スポーツができたり子どもが遊べる広場があったりするため、休日に訪れて1日を満喫できます。
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品川区の魅力は、なんといっても充実した施設です。商業施設に限らず、公園や水族館もあり、お出かけ先に困ることはないでしょう。また通っている鉄道路線が多く、交通の利便性も非常に高いです。