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家と暮らしのコラム
マイホーム探しが楽しくなる、設備比較(1)

マイホーム探しが楽しくなる、設備比較(1)

2015年7月04日(土)

家さがしの知識

建物に付けてよかったNo.1のロフト・グルニエ

当社で住宅をご購入されたお客様へのアンケートで建物に付けてよかったという声が最も多かった、ロフト・グルニエ。建築基準法では、いずれも天井高が1.4m以下で、出し入れ口がある階の床面積の1/2未満であれば階数や床面積には算出されないことになっています。2つの違いは何なのでしょうか。

ロフトは、天井までの空間を上下に2分割した上部スペースのことを指します。一方、グルニエは、天井と屋根の間の空間のこと。一般的には天井でふさがれている空間ですが、こちらも上手に活用することで、収納や趣味の空間に使えます。

なお、ロフトとグルニエに関する規定は、各自治体によって細かく定められています。例えば世田谷区では、ロフトスペース内には収納を設けない、エアコンやテレビ、インターネット等のためのジャック、固定式はしごは設置しない、床は畳、絨毯、タイルカーペット等にしない、収納目的の設置に限る、などの細かい規定が設けられています。

2013年の普及率66.6%!断熱効果に優れたLow-E複層ガラス

複層ガラス(ペアガラス)とは、2枚のガラスの間に乾燥空気を閉じ込めたガラスのことです。この空気層が断熱性能を発揮し省エネ効果をもたらす他、結露が発生しにくくなる、UVカットなどの効果も持っています。

Low-E複層ガラスは、複層ガラスの片側(室外側、または室内側)を特殊な金属膜でコーティングすることで、さらに断熱・結露防止効果を高めたものです。Low-E複層ガラスには2種類あり、室外側をコーティングしたものは、外からの日差しをカットする遮熱タイプ、室内側をコーティングしたものは、室内の熱を外に逃がさないようにする断熱タイプです。遮熱タイプのLow-E複層ガラスには、家具やカーペットの色褪せを軽減できる効果も期待できます。

板硝子協会の調査によると、2013年に建築された新築一戸建てへのペアガラス戸数普及率は、96.7%。うちLow-E複層ガラスの普及率は、66.6%となっています。

※複層ガラスは、3ミリ+空気層12ミリ+3ミリの数値です。
※参考)「Low-E複層ガラス(遮熱タイプ)/ Low-E複層ガラス(断熱タイプ)」YKK AP株式会社
Low-E複層ガラス 複層ガラス
結露発生温度(遮熱タイプ、断熱タイプ) -22℃ -5℃
日射熱取得率(遮熱タイプ) 41% 79%
紫外線カット率(遮熱タイプ) 75.9% 40.6%
断熱性(遮熱タイプ、断熱タイプ)
室内から熱が逃げる割合(断熱タイプ) 28% 49%

「エコジョーズ」と「エコキュート」の比較

給湯器とは、水をお湯に変えてくれる器具のこと。寿命はおおよそ10年前後と言われています。現在は、従来のスタンダードなものに変わって高効率給湯器が主流となっていますが、中でも知名度が高いのが、「エコジョーズ」と「エコキュート」。高効率ガス給湯器の総称を「エコジョーズ」、と高効率電気式給湯器の総称を「エコキュート」と呼んでいます。

給湯器には、給湯だけができるタイプから、追い炊き、温水床暖房や浴室乾燥機などの付加機能がついたものがあります。

エコジョーズ(ガス) エコキュート(電気)
特徴 バーナーで熱交換器を加熱し、瞬間的にお湯を沸かす。必要なお湯を必要な時に作るので、無駄がなく、いつでも新鮮。家族の人数が少ない場合や生活が不規則な場合は、必要な時に必要なお湯を沸かすエコジョーズの方がお得な場合も。 空気の熱を電気で暖めてお湯を沸かしてタンクに貯めておく仕組み。オール電化の家庭や、ランニングコストを抑えたい方におすすめ。
初期費用 エコキュートの約半分 本体費用も取付工事費用もエコキュートより高い
ランニングコスト エコキュートに比べて割高 深夜電力を利用してお湯を貯めると割安
大きさ 必要スペースはエコキュートの約1/10程度 庭やベランダに、貯湯タンクを設置するスペースが必要
湯切れ しない 可能性あり。再度沸かすには時間とコストがかかる。
お湯が飲めるかどうか 飲める お湯を貯めておく仕組みのため、沸騰させてから飲むのがおすすめ

室内のカビ防止対策としても大活躍!「浴室乾燥機」

梅雨のこの時期、洗濯物が乾かないことにお悩みの方も多いのではないでしょうか。そんな時に大活躍するのが、浴室乾燥機。帰宅が夜遅くなる共働きのご家庭に、特に人気です。浴室乾燥機があれば、衣類に花粉やほこりがつく心配もなく、室内干しのように、室内のダニ・カビの心配も不要です。ベランダまで重たい洗濯物を運ぶ必要もなくなります。

また、浴室をいつまでもきれいに保つためにも、浴室乾燥機は大活躍します。浴室の汚れの原因となるカビや細菌は、水分を吸収し、細菌を栄養素にして繁殖していきます。日々のお手入れに加えて、シャワーや入浴の後に浴室乾燥機で素早く浴室内の水分を除去することが、非常に重要です。

乾燥以外にも、換気、暖房、涼風機能などもついているものが一般的で、暖房機能を利用して入力前に浴室や脱衣所を暖めておくと、冬場のヒートショックを防ぐ効果もあります。

浴室乾燥機には、ガス温水式と電気式の2種類があります。電気式は、本体内部を加熱して発生した温風を使用し、ガス温水式は、浴室外に設置した熱源機で作ったお湯の熱を使用します。

※参考)東京ガス「電気式との比較」
ガス温水式浴室乾燥機 電気式浴室乾燥機
特徴 ランニングコストが安いため、毎日使用する方におすすめ 取り付けが容易くランニングコストは高いため、入居後に浴室乾燥機を設置したい方、使用頻度が少ない方におすすめ
設置 機器本体以外に熱源機が必要で、接続工事に費用と手間がかかる ガス式に比べて施工は容易だが、本体を発熱する方法で乾燥などを行うので周辺温度が高くなり、設置場所が制限される場合がある
ランニングコスト※ 電気式の約半分

浴室内の平均温度が25度になるまで)
約6分で到達、コストは約9円

2kgの衣類の乾燥)
約64分で乾燥、コストは約59円
ガス温水式の約2倍

浴室内の平均温度が25度になるまで)
17分で到達、コストは約12円

2kgの衣類の乾燥)
約148分で乾燥、コストは約98円

お部屋の空気を汚さず、お部屋全体を暖める。急速普及拡大中の床暖房!

床暖房とは、床を加熱することで部屋を暖める暖房器具です。床面からの輻射熱(ふくしゃねつ)が壁や天井に反射して部屋全体を温めるため、部屋全体を均一の暖かさに保つことができます。エアコンのようにほこりが舞い上がることも、水蒸気によりカビや結露が発生することも、お肌が乾燥することもありません。床暖房の種類には、大きく分けて、「温水式」と「電気式」の2種類があります。

「温水式」は、電気・ガスなどの燃料で温めた温水を、床下のパイプに流し循環させることで床を暖める仕組みです。一方「電気式」は、床材の下に設置した電熱線や発熱体を温めることで、床を暖めます。

温水式 電気式
特徴 設置する部屋数が多い場合や、設置面積が広い場合には割安 1部屋のみに設置する場合や、短時間のみ使用する人向き。既存の床にも簡単に設置できる。
初期設置費用 熱源機の設置費用は高いが、面積あたりの配管費用は電気式の発熱体の設置費用より安い 熱源機が必要ないため比較的安いが、発熱体の設置費用は面積に比例して高くなる
ランニングコスト 契約アンペア数はそのままでよく、ランニングコストも比較的安い 一般的に、契約アンペア数を20~30増やす必要がある
立ち上がり 比較的早い 比較的時間がかかる
メンテナンス 1年~3年に1回、熱源機の定期的なメンテナンスが必要。また、10年を目安に、ボイラーの交換も必要。 シンプルな作りで故障しにくいため、メンテナンスは不要とされている。

キッチン選びのポイント・人気の設備は??

かつては北側に配置され、圧倒的に独立型が多かったキッチン。最近では、調理中も家族とのコミュニケーションを重視する家庭も増えてきました。また、長時間の立ち仕事に備えて、ビルトインタイプの足元温風機や床暖房などを取り入れる家庭も増えてきています。キッチンに立つ頻度やご家族の人数を考慮して、最適な配置をすることで、作業効率のいい快適なキッチンを作ることができます。

食器洗浄機や生ごみ処理機などの便利な設備もありますが、設備が増えると、それだけ収納スペースやダイニングやリビングが狭くなり、費用もかかります。本当に必要なの設備は何なのか厳選して、それぞれのご家庭に合わせたキッチンを選択しましょう。

特徴
独立型
独立型
料理中の音や臭い、熱がダイニングやリビングに漏れないため、料理に集中したい方や広い家におすすめ。来客の際も散らかりがちなキッチンを見られずに済む。壁面を全て収納に使えるため、造りによっては収納がたくさんとれる
セミオープン型
独立型
家族と会話をしながら料理ができるため、特に小さなお子様がいるご家庭は安心。カウンターキッチンでカウンターが使える場合、配膳や後片付けが楽になる。
オープン型
独立型
壁側にキッチンを設置すると、狭いスペースにも設置可能で、料理をテーブルまで運ぶ導線も短かくて済む。来客や食事時に洗い物などが見えてしまう場合がある。
特徴
T型
T型
シンク、調理台、コンロ、キャビネットを一列に配置した、最も省スペースなキッチン。狭いスペースにも適しているが、キッチンの幅が長くなりすぎると、作業効率が悪くなる。
U型
U型
シンク、調理台、コンロ、キャビネットを向かい合わせに配置したキッチン。効率よく作業ができ、収納量も豊富。独立型キッチンなどに多いタイプ。
L型
L型
作業スペースが広く取れるため複数人数での作業も可能だが、狭いスペースには不向き。壁にあわせて設置されることが多い。
U型
U型
L字型よりもさらに広い作業スペースが取れるが、設置には広いスペースが必要で、費用もかかる。
アイランド型
アイランド型
シンク、調理台、コンロを独立させたタイプ。キッチンを囲んで複数人数で作業できるため、パーティーなどにも向いている。設置には、広いスペースが必要で、シンクの上部のキャビネットがない分、別に収納場所を確保する要がある。
  

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