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「もしもに備える、防災の知恵」第7回 災害が起きたとき・大雪編

「もしもに備える、防災の知恵」第7回 災害が起きたとき・大雪編

2020年11月05日(木)

家さがしの知識

目次

今年もまた雪の季節がやってきます。近年では都市部でも大雪が降り、さまざまな被害が発生しています。そこで、雪が積もった道の歩き方や雪おろしの注意点など、都市部で大雪が降った際の対策をまとめました。雪国では常識でも、都会ではあまり知られていない「雪おろしの事故防止ポイント」は必見です。

雪が降る前に

突発的な災害とは異なり、大雪はあらかじめ予測できます。雪の季節になったら、気象庁のホームページやニュースサイトなどで小まめな情報収集を。太平洋側の地域では、冬季に西高東低の冬型の気圧配置がゆるみ、南海上を低気圧が通過するときに雪が降りやすくなります。これらの低気圧は「南岸低気圧」と呼ばれています。

天気予報で「南岸低気圧」というワードが出たときは、雪が降るかもしれません。特に大雪が予想される日は不要不急の外出は避けましょう。

雪が積もったら

大雪が降った翌日の外出には、細心の注意を。落雪の危険があるので、建物の軒下を歩かないことです。道路の雪は、踏み固められると氷のようになります。転倒しないように、歩幅を狭く、つま先とかかとを同時に地面につけるような歩き方を心がけて。くつに付けられる滑り止めを用意しておくと安心です。また、手袋をして、バッグはリュックにするなど、両手が使えるようにしておきましょう。

雪道の歩き方

雪道の歩き方

やむをえず車で外出する場合は、タイヤチェーンを装着するか冬用タイヤで。駐車場やカーポート、道路の雪かきも注意が必要です。水やお湯で雪を溶かすと凍ってしまうので融雪剤を使いましょう。家まわりの雪の捨て場所は、ご近所と相談のうえ、自治体のホームページなどで確認して決められた場所へ。自己判断で公園や川に捨てるのは禁物です。

雪おろしのポイント

毎年、除雪作業中の事故が絶えません。屋根の雪おろしは安全第一を基本に、家族や近所の方に声をかけて、2人以上で行います。はじめる前に準備運動をして、体をほぐしておきましょう。水がしみない防水素材の上着を着用し、最初は厚着で体が熱くなったら脱ぐなど、体温調節と水分補給も忘れずに。

内閣府が発表している「除雪事故に遭わないために〜命を守る除雪中の事故防止10箇条〜」から都市部で雪おろしをする際に注意したい内容を抜粋しました。除雪作業をするときは、以下の事故防止のポイントを確認して、安全に注意して行ってください。

雪おろしの事故防止ポイント

  • 作業は家族、隣近所にも声かけて2人以上で!

  • 建物のまわりに雪を残して雪下ろし!(クッションになるよう)

  • 晴れの日ほど要注意。屋根の雪がゆるんでる!

  • はしごの固定を忘れずに!

  • 作業開始直後と疲れた頃は特に慎重に!

  • めんどうでも命綱とヘルメットを! 携帯電話を持っていく!

これが結論!

ポイント1

大雪の日は不要不急の外出は避け、車の運転も控えよう!

ポイント2

雪かきは安全第一。必ず2人以上で行いましょう。

  • 2020年10月時点の内容です。
国崎信江さん

記事監修

国崎 信江(くにざき のぶえ)さん

危機管理教育研究所代表 危機管理アドバイザー

横浜市生まれ。女性や生活者の視点で家庭、地域、企業の防災・防犯・事故防止対策を提唱している。講演、執筆、リスクマネジメントコンサルなどの他、文部科学省「地震調査研究推進本部政策委員」、東京都「震災復興検討会議」委員などを務める。現在はNHKラジオ マイあさ!の「暮らしの危機管理」のコーナーやテレビ、新聞などで情報提供を行っている。著書に『地震の準備帖―時間軸でわかる心得と知恵』(NHK出版)『サバイバルブック―大地震発生その時どうする? 』(日本経済新聞出版社)『マンション・地震に備えた暮らし方』(エイ出版社)『これ1冊でできる!わが家の防災マニュアル』(明治書院)などがある。
https://www.kunizakinobue.com/

  

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