中古一戸建てや完成済みの新築一戸建ての場合であれば、ご契約から、最短約1ヶ月で入居することも可能です。それに対して、現地がまだ更地や古家の状態で、これから住宅を建てる場合は、間取りの打ち合わせを行うところから始めるため、ご入居は早くて半年、長ければ約1年後になります。
例として、土地を購入して、ハウスメーカーと請負契約を交わし、お客様のご希望に合わせて間取りの打ち合わせから行っていく「注文住宅」の場合について、土地のご購入から入居までの流れをご紹介します。
まずは、どんな家を建てたいのかイメージし、ハウスメーカーの専門家などに相談しながら、具体的なプランを作成したり、ご希望のエリアに土地を探したりするところから始めます。
土地の購入に関しては、地盤がしっかりしているか、建築基準法や都市計画法などの規制によって、住宅の建築や建て替えができない土地に該当しないか、などを事前に確認することをおすすめします。
土地が見つかったら、土地取得費用や本体工事費、付帯工事費、設計費、測量費、必要であれば地盤改良費用、解体費用など、注文住宅を建てるために必要な費用を洗い出し、資金計画を立てます。ハウスメーカーに見積書を作成してもらい、単価、数量などが正しいかどうか、適正価格になっているかどうかを確認することも大切です。
土地が見つかったら、土地取得費用や本体工事費、付帯工事費、設計費、測量費、必要であれば地盤改良費用、解体費用など、注文住宅を建てるために必要な費用を洗い出し、資金計画を立てます。ハウスメーカーに見積書を作成してもらい、単価、数量などが正しいかどうか、適正価格になっているかどうかを確認することも大切です。
建てる家のイメージが具体的になり、資金計画が立ったら、実際に家を建ててもらうハウスメーカーを決定します。ハウスメーカーが決まったら、ハウスメーカーと設計契約を結び、間取りを決めていきます。間取りが決まったら、工事請負契約を交わすことになります。
工事請負契約を結ぶと、家を建てる際に必要な「設計図書」の準備が始まります。設計図所には工事概要書や仕様書、立面図、平面図、断面図、配置図、仕上げ表、構造図などがあり、トラブルや予算オーバーを防ぐためにも、ご自身の計画に沿った仕様になっているか、すべての書類にしっかり目を通すことが大切です。
その後、建築確認申請書を役所、もしくは民間の建築確認検査機関に提出し、建築物が建築基準法・条例等に適合しているかの確認を受けます。建築確認申請が下りれば、住宅ローンの本審査手続きへと進みます。
土地の整地が終わったら、住宅を建てる前に地鎮祭を行います。その後、基礎工事と骨組みが完成したら、屋根工事・外部建具取り付け工事・外壁下地工事、配線・配管工事を経て、内外装工事・内部建具工事へと進んでいきます。内部建具工事まで終わったら、工事管理者が確認した後、役所、もしくは民間の建築確認検査機関によって建築関連規定に適合しているかどうかの完了検査が行われます。検査に合格すると検査済証が交付されます。
検査に合格したら、お客様と設計者、工事責任者立ち会いの上、住宅の仕上がりの最終チェックを行います。
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