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家と暮らしのコラム
間取り図に使われる「UB」や「PS」って、どういう意味?

間取り図に使われる「UB」や「PS」って、どういう意味?

2025年5月28日(水)

家さがしの知識

この記事では、住宅の間取り図に登場する「2SLDK」や「UB」「PS」などの略語の意味や読み方について、わかりやすく解説します。

これらの略語は、物件情報や間取り図に頻繁に使われるもので、正しく理解しておくことで、家探しの際に自分に合った住まいを選びやすくなります。

暮らしやすさや使い勝手を見極めるうえでも役立つ知識ですので、これから家探しを始める方はぜひ参考にしてみてください。

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よく見る「2SLDK」の意味とは?

間取り図に記載される「2SLDK」という表記は、不動産を探しているとよく目にする略語の一つです。

正しく理解しておくことで、実際の部屋数や空間の広さを把握しやすくなり、物件選びの判断材料として非常に役立ちます。

ここでは、2SLDKという表記の意味や、S(サービスルーム)の定義、類似する表現との違いについて詳しく解説します。

  • 2・S・LDKの意味と間取りの違い
  • サービスルームと居室の違いとは
  • 2SLDKと2LDK+Sの使い分け

2・S・LDKの意味と間取りの違い

「2SLDK」は、「2つの居室(2)」と「サービスルーム(S)」、「リビング・ダイニング・キッチン(LDK)」からなる間取りを指します。

つまり、基本的な居室が2つあり、加えてSという「居室とは表記できないが使えるスペース」がある構成です。このSの部分には、納戸や収納、在宅ワーク用のスペースなど、さまざまな活用方法があります。

ただし、Sは建築基準法に基づいて採光や換気の基準を満たしていない空間であり、あくまで補助的な部屋という扱いになります。

サービスルームと居室の違いとは

サービスルーム(S)と居室の最大の違いは、「採光と換気の基準を満たしているかどうか」です。

建築基準法では、居室と認められるためには床面積の7分の1以上の窓面積が必要です。また、その窓が実際に外に面している必要もあります。

たとえば、収納部屋やクローゼット、窓がないワークスペースなどは、この基準を満たさないため「S(サービスルーム)」として扱われます。

法的には居室とカウントされないものの、実際の生活では工夫次第で便利なスペースとして十分に活用できます。

2SLDKと2LDK+Sの使い分け

「2SLDK」と「2LDK+S」は、同じ間取りを示しているように見えて微妙に意味が異なります。

一般的に、2SLDKは「S=サービスルーム」が1つある2LDKという形式を簡略化して表現したものです。

一方、2LDK+Sと記載される場合は、Sが独立した機能として明確に強調されているケースが多く、サービスルームの使い方に重点を置いて紹介される傾向があります。

どちらの表記であっても、「S」の広さや用途によって生活の快適さが変わるため、内見時にはそのスペースの広さや明るさ、換気性なども必ずチェックするようにしましょう。

UB・PS・SBなど間取り図によく使われる略語の意味とは?

不動産の間取り図には、UB・PS・SBをはじめとする略語が多数使われています。

一見するとわかりにくいこれらの表記も、それぞれの意味を理解することで、間取り図から住まいの構造や設備をより正確に把握できるようになります。

このセクションでは、UB(ユニットバス)、PS(パイプスペース)、SB(シューズボックス)など、知っておくと便利な略語の意味と読み解き方を解説します。

  • ユニットバス(UB)の正しい意味
  • PS・MB・MBPSの違いと役割
  • SB・SIC・収納まわりの記号の読み方
  • 間取り図によく使われる略語一覧

ユニットバス(UB)の正しい意味

ユニットバス(UB)と聞くと「バス・トイレ同室」と思われがちですが、実はそれは誤解です。

本来のユニットバスとは、床・壁・天井・浴槽が一体成型されている浴室のことを指します。

新築一戸建てでも広い独立型UBは一般的で、トイレ・洗面所が別になっているタイプも多数あります。

UBの構造を知っておけば、設備のグレードや手入れのしやすさも判断しやすくなります。

PS・MB・MBPSの違いと役割

「PS(パイプスペース)」は、水道やガスなどの配管が通るための専用スペースです。収納や居室としては使えません。

「MB(メーターボックス)」は電気・ガス・水道などのメーターが集約されているスペースを意味します。PSとMBを組み合わせた「MBPS」という表記もあり、この場合は両機能が一体となっている設備です。

間取り図におけるこれらの記号は、収納可能スペースではないことを理解しておくと間違いを避けられます。

SB・SIC・収納まわりの記号の読み方

「SB(シューズボックス)」は玄関近くに設置された靴箱を指します。

より広く使える収納として「SIC(シューズインクローゼット)」があり、靴を履いたまま中に入れてベビーカーや傘も収納可能です。

このほか、「CL(クローゼット)」「WIC(ウォークインクローゼット)」「Sto(ストレージ)」なども収納関連の記号です。

収納の種類や場所は暮らしやすさを大きく左右するため、チェックしておきたいポイントです。

間取り図によく使われる略語一覧

不動産の間取り図には、キッチンや収納、配管スペースなどを表すさまざまな略語が使われています。

ここでは、特によく見かける略語を一覧にまとめました。記号の意味を把握することで、間取り図から読み取れる情報がぐっと広がります。

K キッチン
DK ダイニング・キッチン
LDK リビング・ダイニング・キッチン
BR ベッドルーム
S サービスルーム
DEN 書斎や趣味のための小部屋
RF ロフト
UB ユニットバス
Sto 収納
SB シューズボックス
SIC シューズインクローゼット
WIC ウォークインクローゼット
PS パイプスペース
MB メーターボックス
CL(Clo) クローゼット
W 洗濯機置き場
R 冷蔵庫設置スペース
DN 下り階段
UP 上り階段
Powder Room 洗面室
WC トイレ
AC エアコン
略語の意味を知っておけば、物件の使い勝手や暮らしやすさをより具体的にイメージしやすくなります。物件比較の際にもぜひ活用してみてください。

略語の知識を活用して理想の住まいを見つけよう

家探しのときによく目にする「2SLDK」や「UB」「PS」「SB」などの略語。最初は見慣れない記号に戸惑うかもしれませんが、それぞれの意味がわかれば、間取り図の内容がぐっと読みやすくなります。

たとえば、「S」はサービスルーム、「UB」はユニットバスを意味し、居室の広さや設備の特徴など、実際の暮らしに関わるポイントを表しています。

間取り図の見方を知ることで、自分たちの生活スタイルに合った物件を見つけやすくなり、家選びの判断もしやすくなります。住まい探しを始める前に、よく使われる略語を押さえておくと安心です。

記事監修

山口 靖博

宅地建物取引士/2級ファイナンシャル・プランニング技能士
最新のトレンドや法改正を踏まえ、円滑な住宅売買に向けた仕組み作りと前線でのサポートを実践する。「ちんたいグランプリ(旧・不動産甲子園)」 2020年度・2022年度特別賞。

  • 2025年1月時点の内容です。

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