
購入のタイミングは、東京五輪の前?それとも後?
公開日:2020年01月16日
「東京五輪の後に不動産相場が変動する?」「家を買うなら前と後のどちらがお得?」と疑問をお持ちの方も多いのではないでしょうか。マイホーム購入のタイミングはいつが良いのか、一緒に考えていきましょう。
「2020年問題」は不動産にも影響
2020年の東京五輪に向けて、マンションやホテルの開発が過熱しています。そのため、五輪終了後は物件を売却する人が増え、人口減少のペースに合わせて不動産価格も下がるのではないか、とマスコミなどで報道されています。
人口減少が不動産の需要と供給に影響
五輪後も、今後10年間は都内の人口は増え続けると予測されています。たとえ値下がりしたとしても、人口が減少せず一定の需要は保たれるので、ある程度で下げ止まることが見込まれています。
人口増減率

五輪開催地のその後
2012年の開催地のロンドンでは、五輪後も不動産価値は下がりませんでした。2005年に開催が決定してから不動産価格は上昇し、2008年に起きたリーマンショックによる一時的な下落はあったものの、早い回復を見せました。五輪開催都市であることが、価値を高めたとも考えられます。
主な都市の戸建住宅地の価値

五輪に向けて、東京を中心にインフラの整備や再開発が行われています。これにより街の価値が高まるとともに、インバウンド効果もあり、不動産価値が上昇すると考える専門家が多いようです。
今なら活用できる支援制度
マイホームは人生の中でも大きな買い物です。情報を冷静に判断し、タイミングを見極めることが大切。今は低金利で住宅ローンを組める状況にあり、さらに住宅取得の支援策も充実しています。今こそマイホーム取得の有利な時期と言えるでしょう。
すまい給付金
消費税負担の増加分を軽減するための制度で、一定の条件をクリアすれば最大50万円給付されます。2021年12月で終了。
次世代住宅ポイント制度
一定の条件を満たした新築住宅の取得やリフォームを対象に、さまざまな商品と交換できるポイントが発行される制度です。ポイントの発行は、増税にともなう景気対策の予算がなくなり次第終了。
これが結論!
不確かな情報に左右されない!低金利の「今」こそ、マイホーム購入におすすめのタイミング。
支援制度はマイホーム購入の大きな助っ人!今のうちにどんどん活用しよう。
- ※ 2019年12月時点の内容です。