通勤時間・通学時間は、家を選ぶうえでも必ず考えなければいけない大きなポイントです。コロナウイルスの影響でリモートが普及した今だからこそ考えたい、自分のライフスタイルに合った通勤時間・通学時間の考え方をご紹介します。
総務省の調査による「通勤時間・通学時間のランキング」をみると、通勤時間・通学時間の全国平均は「約39.5分(往復1時間19分)」。都道府県別のランキングでは1位から3位までを神奈川県・千葉県・埼玉県といった首都圏エリアが占めており、東京都のランキングは全国4位の「47分(往復1時間34分)」となります。東京へ向かう人の多さが、首都圏エリアがランキング上位になる理由のようです。
コロナウイルスの影響により、リモートワークや在宅授業が増えてきたとはいえ現状通勤・通学をしている人も数多くいるかと思います。毎日のことだからこそ、以下のポイントを踏まえることで考えが深まるのではないでしょうか。
乗り換え回数が多いと通勤時間・通学時間も長くなります。時間短縮のため、利用したい駅に乗り入れる路線も確認して乗り換え回数を意識してみてください。 例えば渋谷を到着駅とすると、以下の9路線のいずれかを利用すれば、乗り換えが必要ありません。
山手線
埼京線
湘南新宿ライン
銀座線
半蔵門線
副都心線
京王井の頭線
東急東横線
東急田園都市線
会社や学校の場所を考慮して、自分の住むエリアを決めれば通勤時間・通学時間の短縮にもつながります。
首都圏に焦点を当てると、通勤ラッシュが起こるのは7時半から9時頃が目安となります。 国土交通省が発表している、都市鉄道の混雑率の目安は以下となっています。
混雑率180%を超えている個別路線は、11路線あります。ゆとりある通勤・通学を目指したい場合は、家を出る時間をずらすことや、自宅を選ぶ際に混雑しているエリアから距離を置くことも選択肢に入れる必要があるでしょう。
お子さんが通学に電車を使う場合も大いにあると思います。通学する学校に合わせ自宅エリアを検討するのもよいのではないでしょうか。
通勤・通学ラッシュの起こる時間帯は路線や駅によっても異なりますので十分な確認が必要です 。
アットホームが行った通勤時間の意識調査によると、理想の通勤時間の平均は35分、限界は86分という結果になっています。
毎日のことだからこそ、通勤時間はぜひ有効活用したいですよね。調査によると通勤時間を有意義に使えていると思っている人は、全体の34.4%。有効に使えていないという人は29.4%に上っており、時間の使い方に個性が出る結果となっています。電車内の過ごし方でいうと、立っている状態の1位は「ニュースサイトの閲覧」、席に座っている状態だと、「仮眠、休憩」が1位となっています。毎日2時間通勤・通学にかけているとしたら、5日で10時間にもなります。読書や音楽鑑賞など、自分の趣味のための時間として使うのもいいですね。
コロナウイルスの影響は、通勤時間・通学時間の価値観を改めて見直す大きな機会になっているのではないでしょうか。通勤・通学は毎日のこと。自分や家族のライフスタイルに合わせて、家探しのひとつの指標にしましょう。オープンハウスでは、通勤時間・通学時間から物件を探すことのできる便利な検索機能を提供しています。この機会にぜひ、検索してみてはいかがでしょうか。
自分の生活に合った、通勤時間・通学時間を考えよう!
通勤時間・通学時間から物件を探すことのできる便利な機能を活用しよう!
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