お気に入り物件
0
保存した条件
0
最近見た物件
0

全国版

エリア選択
ホーム
ホーム
お役立ちマガジン
家と暮らしのコラム
戸建て住宅向け火災保険のおすすめランキング10選を比較!会社の選び方も

戸建て住宅向け火災保険のおすすめランキング10選を比較!会社の選び方も

2025年3月21日(金)

家さがしの知識

この記事では、戸建て住宅向け火災保険のおすすめランキング10選を比較します。

この記事では、戸建て住宅向け火災保険のおすすめランキング10選を比較します。

戸建て住宅向けの火災保険は、自然災害や火災などのリスクから大切な住まいを守る重要な保険です。しかし、多くの保険会社や商品が存在するため、自分に合った火災保険を選ぶのは簡単ではありません。

この記事では、保険会社の選び方や契約する際のポイントなども解説します。火災保険の加入・見直しを検討している人は、ぜひこの記事を参考にしてください。


【この記事でわかること】

  • そもそも火災保険とは?
  • 戸建て住宅向けの火災保険はどこがいいのか一覧表で比較
  • 戸建て住宅向け火災保険の選び方
  • 戸建て住宅で火災保険を契約する際のポイント

そもそも火災保険とは?

火災保険とは、火災や事故、自然災害などで建物や家財に被害が発生した際に補償を受けられる保険です。ここからは、火災保険に関する以下の内容を詳しく解説します。
  • 火災保険の補償対象
  • 火災保険の補償範囲
  • 地震保険への加入は必要か

順番に見ていきましょう。

火災保険の補償対象

以下は、火災保険の補償対象として一般的に含まれるものを表にまとめたものです。

補償対象 具体例
建物 本体構造物・門・塀・垣・物置・車庫など
付属設備 畳・建具・電気設備・ガス設備・冷暖房設備など
家財 家具・家電・衣類・宅配物・自転車など
付属建物内の家財 物置や車庫に収容される物品
貴金属など 貴金属・宝石・美術品・骨董品など

上記の表は一般的な補償対象であり、契約内容や保険商品によって異なることがあります。詳細な条件については、契約前に確認することをおすすめします。

火災保険の補償範囲

以下は、火災保険の主な補償範囲を表にまとめたものです。

補償内容 具体例
火災 失火・もらい火・放火などによる火災の損害を補償(契約者が放火犯の場合は対象外)
落雷 落雷による損害を補償
破裂・爆発 ガス漏れや爆発事故などによる損害を補償
風災・ひょう災・雪災 台風や暴風雨、ひょう災、豪雪や雪崩による損害を補償(洪水や融雪洪水は対象外)
水災 台風や豪雨による洪水などの損害を補償(地震による津波は対象外)
建物外部からの物体の落下・飛来・衝突 自動車の飛び込みや物体の落下・飛来による損害を補償
漏水などによる水ぬれ 給排水設備の事故や他人の住戸からの漏水による損害を補償(給排水設備自体の損害は対象外)
騒擾(そうじょう)・暴力行為 集団行動や暴力行為による破壊や損害を補償
盗難 盗難による家財の損失や損傷・汚損を補償
不測かつ突発的な事故 誤って自宅の壁を壊した場合などの偶然の事故による損害を補償(すり傷など機能に影響しない損傷は対象外)

火災保険の補償範囲は契約内容や保険会社によって異なるため、自分に必要な補償内容をしっかりと確認することが大切です。

地震保険への加入は必要か

地震保険の加入が必要かどうかは、それぞれの家が抱えるリスクによって異なります。

ハザードマップなどを活用して、地震や津波の発生リスクが高い地域かどうかを確認し、住まいの立地条件に基づいて判断することが重要です。

地震保険は地震や噴火、津波による被害から住まいや家財を守るための保険です。

たとえば、地震による火災や家屋の倒壊、津波による家財の流失や噴火による損壊が発生した場合、保険金が支払われます。これにより、大規模な被害を受けた場合でも生活を再建しやすくなります。

なお、地震保険は火災保険とセットで契約する仕組みで、単独での加入はできません。ただし、火災保険契約期間中であれば、地震保険を後から追加することも可能です。

戸建て住宅向けの火災保険はどこがいいのか一覧表で比較

戸建て住宅向けの火災保険はどこがいいのかを以下の条件で比較します。

【条件】

  • 建物の所在地:東京都
  • 建物の構造:H構造(木造建物など)
  • 保険金額(建物):2000万円
  • 保険金額(家財):500万円
  • 築年数:新築

以下の表は、各保険会社の比較表です。なお、周辺費用や保険料などは上記の条件を設定した場合の数値を基にしています。一部、見積もりが必要な項目もある点に注意が必要です。

商品 周辺費用 保険料 補償範囲 加入方法 満足度
新ネット火災保険 平均的 ・1年:26,166円
・5年:113,548円
【地震保険あり】
・1年:72,416円
・5年:330,928円
火災・落雷・破裂・爆発・風災・ひょう災・雪災・水災・盗難・水濡れ・騒じょう・外部からの落下・飛来・破損・汚損など インターネット とても高い
SBI損保の火災保険 平均的 不明(要見積もり) 不明(要確認) インターネット、代理店 高い
じぶんでえらべる火災保険 平均的 不明(要見積もり) 不明(要確認) インターネット、郵送 高い
お家ドクター火災保険 平均的 ・1年:25,450円
・5年:112,870円
【地震保険あり】
・1年:71,700円
・5年:330,250円
火災・落雷・破裂・爆発・風災・ひょう災・雪災・水災・盗難・水濡れ・騒じょう・外部からの落下・飛来・破損・汚損など インターネット、代理店 高い
タフ・すまいの保険 平均的 ・1年:28,180円
・5年:135,390円
【地震保険あり】
・1年:74,430円
・5年:352,770円
火災・落雷・破裂・爆発・風災・ひょう災・雪災・水災・盗難・水濡れ・騒じょう・外部からの落下・飛来・破損・汚損など 代理店 高い
セコム安心マイホーム保険 充実 ・1年:31,110円
・5年:136,850円
【地震保険あり】
・1年:77,360円
・5年:354,230円
火災・落雷・破裂・爆発・風災・ひょう災・雪災・水災・盗難・水濡れ・騒じょう・外部からの落下・飛来・破損・汚損など インターネット、代理店 標準
GK すまいの保険 平均的 ・1年:28,060円
・5年:134,270円
【地震保険あり】
・1年:77,020円
・5年:351,650円
火災・落雷・破裂・爆発・風災・ひょう災・雪災・水災・盗難・水濡れ・騒じょう・外部からの落下・飛来・破損・汚損など 代理店 標準
トータルアシスト住まいの保険 平均的 ・1年:30,770円
・5年:138,940円
【地震保険あり】
・1年:74,310円
・5年:356,320円
火災・落雷・破裂・爆発・風災・ひょう災・雪災・水災・盗難・水濡れ・騒じょう・外部からの落下・飛来・破損・汚損など 代理店 標準
住まいと家財の保険 平均的 不明(要見積もり) 不明(要確認) 代理店 標準
THE すまいの保険 平均的 ・1年:30,300円
・5年:142,510円
【地震保険あり】
・1年:76,550円
・5年:359,890円
火災・落雷・破裂・爆発・風災・ひょう災・雪災・水災・盗難・水濡れ・騒じょう・外部からの落下・飛来・破損・汚損など 代理店 標準

保険料はあくまで上記の条件における一般的なもので、個々のケースで変動することがあります。

戸建て住宅向け火災保険のおすすめ人気ランキング10選

ここでは、比較表で紹介した戸建て住宅向け火災保険のおすすめ人気ランキング10選をさらに詳しく紹介していきます。

  • 第1位:新ネット火災保険(ソニー損保)
  • 第2位:SBI損保の火災保険(SBI損保)
  • 第3位:じぶんでえらべる火災保険(SOMPOダイレクト)
  • 第4位:お家ドクター火災保険(日新火災海上保険)
  • 第5位:タフ・すまいの保険(あいおいニッセイ同和損保)
  • 第6位:セコム安心マイホーム保険(セコム損害保険)
  • 第7位:GK すまいの保険(三井住友海上)
  • 第8位:トータルアシスト住まいの保険(東京海上日動)
  • 第9位:住まいと家財の保険(共栄火災)
  • 第10位:THE すまいの保険(損保ジャパン)

順番に見ていきましょう。

※参考: 2025年オリコン顧客満足度ランキング(戸建て部門)の順位から選定

第1位:新ネット火災保険(ソニー損保)

商品名 新ネット火災保険
周辺費用 平均的
保険料 ・1年:26,166円
・5年:113,548円
【地震保険あり】
・1年:72,416円
・5年:330,928円
補償範囲 ・火災、落雷、破裂・爆発
・風災・ひょう災、雪災、水災
・盗難、水濡れ、騒擾、外部からの落下・飛来
・破損、汚損など
加入方法 インターネット
満足度 とても高い

ソニー損保が提供する「新ネット火災保険」は、ダイレクト販売により中間コストを抑えた、お手頃な保険料が魅力の火災保険です。

補償内容を自由にカスタマイズできる「フリープラン」を採用しており、個々のニーズに合わせた柔軟なプラン設計が可能です。

特に注目すべきは、「地震上乗せ特約(全半損時のみ)」が選べる点です。通常、地震保険の保険金額は火災保険金額の50%に制限されていますが、この特約を付けることで地震による損害にも最大100%の補償を備えます。

地震リスクが高い地域に住む方には、非常におすすめの選択肢といえます。

また、日常のトラブルに対応する「住まいの緊急かけつけサービス」も付帯しており、鍵の紛失や水漏れなどのトラブルにも迅速に対応します。

ネット申し込みにも対応しており、簡単かつスムーズに契約手続きが行えるのも嬉しいポイントです。

新ネット火災保険の口コミ・評判

従来より安く申し込めた。地震保険の上乗せ特約など、自分で内容をカスタマイズできたのも良かった。申し込みも簡単で、コールセンターに電話したときも親切に対応してもらえて安心だった。(40代/女性)初めての火災保険でした。ネットでは不安かなと思いましたが、事前のシミュレーションや電話をしながら見積もり案内等丁寧にして頂き、順調に加入出来ました。(50代/女性)

※引用:ソニー損保の火災保険の評判・口コミ|オリコン顧客満足度

第2位:SBI損保の火災保険(SBI損保)

商品名 SBI損保の火災保険
周辺費用 平均的
保険料 不明(要見積もり)
補償範囲 不明(要確認)
加入方法 インターネット、代理店
満足度 高い

SBI損保が提供する火災保険は、豊富な補償ラインアップから自由に選べる「フリープラン」を採用しており、住環境やライフスタイル、予算に合わせた柔軟なカスタマイズが可能です。

補償内容を必要な分だけ選べるため、効率的にリスクに備えられます。

また、ノンスモーカー割引やオール電化割引など、特定の条件を満たすことで保険料を抑えられる点も特徴です。

これらの割引制度を活用すれば、お手頃な保険料で手厚い補償を得られるでしょう。

さらに、充実した付帯サービスである「ハウスサポートサービス」も魅力の1つです。日常生活のトラブルに対応するサービスが付帯しており、住宅に関する緊急時の安心をサポートします。

ただし、支払い方法については一括払いのみで、月払い・年払いの選択肢がない点に注意が必要です。ネット申し込みが可能であるため、簡単に契約手続きを進められるのもポイントです。

SBI損保の火災保険の口コミ・評判

震度6の地震があった時、我が家は被害がなかったけど、保険の担当さんが保険請求の必要があるかどうか、家族や家の安否確認の電話をかけてくれた。心強い、嬉しい、ありがたいと思った。 (50代/女性)加入時のサポートがとても親切丁寧だった。手続きも早く説明も分かりやすかった。(40代/女性)

※引用:SBI損保の火災保険の評判・口コミ|オリコン顧客満足度

第3位:じぶんでえらべる火災保険(SOMPOダイレクト)

商品名 じぶんでえらべる火災保険
周辺費用 平均的
保険料 不明(要見積もり)
補償範囲 不明(要確認)
加入方法 インターネット、郵送
満足度 高い

SOMPOダイレクトが提供する「じぶんでえらべる火災保険」は、補償を自由に選べる「フリープラン」を採用しており、ニーズや予算に応じて柔軟にプランを組み立てられる点が魅力です。

家財の保険金額を自由に設定できるため、自分の生活環境や所有物に合った補償を選ぶことが可能です。

特に注目すべきは、もしもの時に"時価"ではなく"新価(再調達価額)"で保険金が支払われる点です。これにより、火災や自然災害で自宅が消失した場合でも、新築時と同等の家を建て直したり、同等の家財を取得できる補償が受けられるため、安心感が高い商品といえます。

さらに、SOMPOダイレクト損害保険はCMなどで認知度が高く、信頼性のある補償内容を提供しています。一方で、支払い方法は一括払いのみで、「月払い」や「年払い」が選べないため注意が必要です。

じぶんでえらべる火災保険の口コミ・評判

初めて加入するのでわからない事がたくさんあったが、項目ごとに詳細な説明がでており保険金額を比べて選択できた。(60代以上/女性)自分にあった条件を選択でき、保険料も安くできる。(50代/男性)

※引用:SOMPOダイレクト損害保険(旧:セゾン自動車火災保険)の火災保険の評判・口コミ|オリコン顧客満足度

第4位:お家ドクター火災保険(日新火災海上保険)

商品名 お家ドクター火災保険
周辺費用 平均的
保険料 ・1年:25,450円
・5年:112,870円
【地震保険あり】
・1年:71,700円
・5年:330,250円
補償範囲 ・火災、落雷、破裂・爆発
・風災・ひょう災、雪災、水災
・盗難、水漏れ、騒じょう、外部からの落下、飛来など
・破損、汚損など
加入方法 インターネット、代理店
満足度 高い

日新火災海上保険が提供する「お家ドクター火災保険」は、ムダのない補償を選べる「フリープラン」が特徴の火災保険です。

補償を選べる自由設計型のため、さまざまなニーズに対応可能で、必要な補償に絞ることで保険料をリーズナブルに抑えられます。

特に注目すべきは、「指定工務店特約」がセットで付けられる点です。この特約では、日新火災が信頼する修理業者を手配してくれるため、建物が損害を受けた際の修理業者探しの手間が省け、安心して修理を依頼できます。

一方で、保険料を抑えるために、残存物片づけ費用など一部の補償はオプション扱いとなるため、必要に応じて追加を検討することが重要です。

また、スマートフォンやPC、タブレットを使って、いつでもどこでも見積もりや申し込みが可能なのも便利なポイントです。

お家ドクター火災保険の口コミ・評判

火災の経験はないが、落雷による電気式シャッターの修理費用を火災保険で適用され支払ってもらえた。(60代以上/男性)台風で家が壊れた時に保険金を請求しましたが、思ったよりスムーズに申請から支払いまで進みました。(50代/女性)

※引用:日新火災の火災保険の評判・口コミ|オリコン顧客満足度

第5位:タフ・すまいの保険(あいおいニッセイ同和損保)

商品名 タフ・すまいの保険
周辺費用 平均的
保険料 ・1年:28,180円
・5年:135,390円
【地震保険あり】
・1年:74,430円
・5年:352,770円
補償範囲 ・火災、落雷、破裂・爆発
・風災・ひょう災、雪災、水災
・盗難、水漏れ、騒じょう、外部からの落下、飛来など
・破損、汚損など
加入方法 代理店
満足度 高い

あいおいニッセイ同和損保が提供する「タフ・すまいの保険」は、充実した補償内容とニーズに応じたプラン設計が可能な火災保険です。

選べるプランは主に、「フルサポートプラン」「セレクト(破損汚損なし)プラン」や、最低限の補償に絞った「エコノミープラン」の3種類です。

加えて、マンションなどの共同住宅向けに「セレクト(水災なし)プラン」と「セレクト(水災/破損汚損なし)プラン」の計5種類が用意されています。

また、すまいのトラブルに迅速に対応する「頼れるサービス」が付帯しており、鍵の紛失や水漏れなどの日常トラブルをサポートします。

24時間365日対応の「あんしんサポートセンター」や公式ホームページを通じた事故対応サービスも充実しています。

補償内容は、同じグループのあいおいニッセイ同和損保が提供する三井住友海上の「GK すまいの保険」と似ていますが、「タフ・すまいの保険」では、さらにスリムなプランを選べるのが特徴です。そのため、必要な補償だけを選んで保険料を抑えたい方にも適しています。

タフ・すまいの保険の口コミ・評判

掛け金に対して補償内容が充実していたこと。担当者が親切に納得いくまで説明してくれた。(30代/男性)風で屋根の一部が飛んでしまった際、保険金を請求したらスムーズに対処していただき間もなく支払われて気持ち良かったです。(60代以上/女性)

※引用:あいおいニッセイの火災保険の評判・口コミ|オリコン顧客満足度

第6位:セコム安心マイホーム保険(セコム損害保険)

商品名 セコム安心マイホーム保険
周辺費用 充実
保険料 ・1年:31,110円
・5年:136,850円
【地震保険あり】
・1年:77,360円
・5年:354,230円
補償範囲 ・火災、落雷、破裂・爆発
・風災・ひょう災、雪災、水災
・盗難、水漏れ、騒じょう、外部からの落下、飛来など
・破損、汚損など
加入方法 インターネット、代理店
満足度 標準

セコム損害保険が提供する「セコム安心マイホーム保険」は、幅広い補償内容と柔軟なプラン設計が特徴の火災保険です。

ニーズに合わせて選べる「ワイドプラン」「ベーシックプラン」「スリムプラン」の3種類が用意されており、補償の充実度に応じて保険料を調整することが可能です。

この保険では、損害範囲確定費用、仮修理費用、残存物取片づけ費用が基本補償に含まれており、災害後の負担を軽減する設計となっています。

また、自由に選択できる特約を追加することで、必要な補償に絞った設計が可能です。免責金額を3万円、5万円、10万円、20万円から選べるため、保険料を抑えながら適切なリスクに備えられるでしょう。

セコム安心マイホーム保険のもう1つの魅力は、充実した割引制度です。「ホームセキュリティ割引」「オール電化割引」「長期割引」など、さまざまな割引を利用することで、コストを抑えながら安心の補償を得られます。

また、ネットからの申し込みにも対応しており、時間を気にせず手続きが可能です。

セコム安心マイホーム保険の口コミ・評判

独自のセコム割がある。水没危険のリスクが極めて低い地域には、その対象から外すことで、保険料を下げることができる。(60代以上/男性)コスパがいいと感じた。プランと料金のバランスが良いものがあった。(20代/女性)

※引用:セコム損保の火災保険の評判・口コミ|オリコン顧客満足度

第7位:GK すまいの保険(三井住友海上)

商品名 GK すまいの保険
周辺費用 平均的
保険料 ・1年:28,060円
・5年:134,270円
【地震保険あり】
・1年:77,020円
・5年:351,650円
補償範囲 ・火災、落雷、破裂・爆発
・風災・ひょう災、雪災、水災
・盗難、水漏れ、騒じょう、外部からの落下、飛来など
・破損、汚損など
加入方法 代理店
満足度 標準

三井住友海上が提供する「GK すまいの保険」は、補償内容がシンプルでわかりやすい設計が特徴の火災保険です。

契約プランは、充実した補償内容の「フルサポートプラン」、破損汚損を除いた「セレクト(破損汚損なし)プラン」、マンションなどの共同住宅向けの「セレクト(水災なし)プラン」の3種類から選べます。

この保険では、建物が全焼・全壊(損害割合80%以上)した場合に、建物保険金額が全額支払われる仕組みとなっており、万が一の際にも安心の補償が得られます。

また、損害範囲確定費用、仮修理費用、残存物取片づけ費用が基本補償に含まれているため、災害後の負担を軽減できます。自己負担額は0万円から10万円まで選択可能で、ライフスタイルやリスクに応じたカスタマイズが可能です。

地震保険は原則自動セットされているため、地震リスクにも対応していてシンプルながらも必要な補償を網羅した内容となっています。

ただし、ネットでの見積もりや申し込みには対応しておらず、代理店を通じた申し込みが必要です。同じグループのあいおいニッセイ同和が提供する「タフ・すまいの保険」に比べ、さらにシンプルなプラン数で選びやすいのも特徴です。

GK すまいの保険の口コミ・評判

事象の発生から破損に至るまでに期間があったが、きちんと保険金がおりたこと。LINEのような専用メッセージ機能を使って担当の方とやり取りができること。(30代/女性)知名度のある大手なのでそれなりに信頼している。不安感はない。代理店なども沢山あるので何かあった時、便利だと思う。(60代以上/女性)

※引用:三井住友海上の火災保険の評判・口コミ|オリコン顧客満足度

第8位:トータルアシスト住まいの保険(東京海上日動)

商品名 トータルアシスト住まいの保険
周辺費用 充実
保険料 ・1年:30,770円
・5年:138,940円
【地震保険あり】
・1年:74,310円
・5年:356,320円
補償範囲 ・火災、落雷、破裂・爆発
・風災・ひょう災、雪災、水災
・盗難、水漏れ、騒じょう、外部からの落下、飛来など
・破損、汚損など
加入方法 代理店
満足度 標準

東京海上日動が提供する「トータルアシスト住まいの保険」は、手厚い補償内容と迅速な保険金支払いが特徴の火災保険です。

月々の保険料を多く支払っても万全な備えを希望する方向けの「充実タイプ」、自然災害を中心に補償したい方向けの「スタンダードタイプ」、水災リスクの低い高層マンションにて補償をつけたい方向けの「マンションタイプ」の3種類から選べます。

この保険では、損害範囲確定費用、仮修理費用、残存物取片づけ費用が基本補償に含まれており、災害後の復旧作業にスムーズに対応できます。

また、水災が発生した際には、当座の生活資金が支払われる仕組みが用意されており、緊急時の安心感も確保されています。風災や水災、盗難などのリスクに対する保険金の支払い方法や免責金額も調整できるため、補償内容をある程度柔軟に設定することが可能です。

ただし、基本補償の内容は固定されており、一部の補償を取り外せないため、カスタマイズ性は低いと言えます。

一方、必要なリスクにしっかり備えたい人や、大手保険会社ならではの信頼感を重視する人にとってはおすすめの火災保険です。

ネット申し込みには対応していないため、担当者と相談しながら申し込みを進める必要があります。

トータルアシスト住まいの保険の口コミ・評判火災や風災等の被害だけでなく、盗難や事故などによる破損等の日常災害も選択できる。ネット保険ではないので安心感がある。(30代/女性)対応して頂いた窓口の方が我が家に対しての火災保険を解りやすく納得の行く説明をしてもらった。(60代以上/女性)

※引用:東京海上日動の火災保険の評判・口コミ|オリコン顧客満足度

第9位:住まいと家財の保険(共栄火災)

商品名 住まいと家財の保険
周辺費用 平均的
保険料 不明(要見積もり)
補償範囲 不明(要確認)
加入方法 代理店
満足度 標準

共栄火災が提供する「住まいと家財の保険」は、評価額の範囲内で保険金額を設定し、その金額を限度に損害額を全額補償するシンプルでわかりやすい火災保険です。

住まいの急なトラブルにも対応する便利なサービスが付帯されており、安心感を重視したい方に適しています。

この保険では、戸建て向けに「1型」~「4型」の4つのプラン、マンション向けに「1型」~「6型」の6つのプランが用意され、補償内容を住まいの種類やニーズに応じて選べます。

また、自己負担額を0万円から10万円まで選択でき、保険料と補償のバランスを調整できるでしょう。

費用保険金も充実しており、仮修理費用や損害範囲確定費用、地震火災費用、残存物取片づけ費用、水道管凍結損壊修理費用、損害防止費用が自動セットされています。

これにより、災害やトラブルが発生した際にもスムーズに対応でき、生活への負担を軽減します。

住まいと家財の保険の口コミ・評判

申請していいものなのか分からない時も聞いてみると親切に話を聞いて適切にしてもらいました。お金もすぐに出してもらえました。(60代以上/女性)家のブロックを車でぶつけてしまい、壊してしまったがブロックの損壊にも保険がおりて、有り難かった。(30代/女性)

※引用:共栄火災の火災保険の評判・口コミ|オリコン顧客満足度

第10位:THE すまいの保険(損保ジャパン)

商品名 THE すまいの保険
周辺費用 平均的
保険料 ・1年:30,300円
・5年:142,510円
【地震保険あり】
・1年:76,550円
・5年:359,890円
補償範囲 ・火災、落雷、破裂・爆発
・風災・ひょう災、雪災、水災
・盗難、水漏れ、騒じょう、外部からの落下、飛来など
・破損、汚損など
加入方法 代理店
満足度 標準

損保ジャパンが提供する「THE すまいの保険」は、幅広い補償内容と充実したサービスが特徴の火災保険です。

生活環境やライフプランに合わせて、3種類のプランから自分にぴったりの補償内容を選択できます。

プランは、安心感を重視した「ベーシック(I型)」、自然災害や盗難被害をしっかりカバーしたい方向けの「ベーシック(II型)」、火災や自然災害をメインに補償する「スリムタイプ」の3種類です。

この保険では、損害範囲確定費用、仮修理費用、残存物取片づけ費用など、復旧に付随して発生する費用が基本補償に含まれているため、災害後の復旧作業にかかる負担を軽減できます。

また、建て替え時の費用も補償可能で、安心して生活を再建できる設計となっています。自己負担額を0万円から10万円まで自由に設定できるため、保険料を調整しやすい点も魅力です。

なお、水災補償は戸建ての場合、原則セットとなり、必要に応じて外すことも可能です。

金額の見積もりはネットで簡単に確認できますが、申し込みは代理店を通じて行う必要があります。

THE すまいの保険の口コミ・評判

二世帯住宅で3階からのトイレの水漏れがありお世話になりました。調査に入ったりいろいろ手続きが大変でしたが、迅速に保険金が給付されて助かりました。(60代以上/女性)ネット型からの切り替えで、代理店を通して直接相談をして決められたので、必要な補償を適切に選ぶことができ、安心できる内容となった。(50代/男性)

※引用:損保ジャパンの火災保険の評判・口コミ|オリコン顧客満足度

戸建て住宅向け火災保険の選び方

ここからは、戸建て住宅向け火災保険の選び方について解説します。

  • 加入方法の種類で選ぶ
  • 周辺費用の充実度で選ぶ
  • 付帯サービスの内容で選ぶ
  • 補償内容に見合った保険料で選ぶ

順番に見ていきましょう。

加入方法の種類で選ぶ

戸建て住宅向け火災保険の選び方として、加入方法の種類が挙げられます。

加入方法は、主に代理店を通じて加入する方法と、インターネットで直接申し込む方法の2種類あります。以下の表は、それぞれの特徴やメリット・デメリットをまとめたものです。

加入方法 メリット デメリット
代理店で加入 ・専門家に相談できるため、補償内容や契約条件について詳しく説明を受けられる
・複雑な条件や特約の設定も代理店がサポートしてくれる
・代理店手数料が含まれるため、保険料が高めになる場合がある
・加入の手続きに時間がかかる場合がある
インターネットで加入 ・保険料が比較的安い(代理店手数料が不要)
・見積もりや契約手続きが簡単で、24時間対応している場合が多い
・専門的な説明を受けにくいため、自己判断で補償内容を選択する必要がある
・特殊な条件や複雑な補償内容を設定したい場合には対応が難しいことがある
両方を組み合わせる ・インターネットで手続きを進めつつ、必要に応じて代理店で相談や確認ができる ・一部の保険会社に限られ、どちらか一方の加入方法に特化した商品では利用できない場合がある

上記の表から、火災保険の加入方法には代理店加入やインターネット加入、もしくはその両方を組み合わせた形式があり、それぞれに特徴があることがわかります。

サポートの充実度を重視するなら代理店加入、手軽さと費用を抑えたいならインターネット加入を検討すると良いでしょう。

周辺費用の充実度で選ぶ

周辺費用の充実度で選ぶのも、戸建て住宅向け火災保険の選び方の1つです。

周辺費用とは、災害発生後の復旧作業や生活再建に必要な費用を補償するものを指します。

これには、残存物の片づけ費用や仮住まい費用などが含まれ、保険会社や契約プランによって充実度が異なります。

周辺費用が充実していると、災害後の復旧作業や生活再建がスムーズになり、経済的な負担を大幅に軽減できるでしょう。

付帯サービスの内容で選ぶ

付帯サービスの内容で選ぶのも、戸建て住宅向け火災保険の選び方の1つです。

付帯サービスとは、火災保険の基本的な補償に加えて提供される、生活や災害時のトラブル解決をサポートするサービスのことを指します。

火災保険には、保険本来の補償に加えて、さまざまな付帯サービスが提供される場合があります。これらのサービスは災害時だけでなく、日常生活のトラブルにも対応するもので、保険会社ごとに内容が異なります。

たとえば、24時間対応の緊急かけつけサービスは、鍵の紛失や水漏れといった日常のトラブルを迅速に解決してくれます。

また、災害後に建物の安全性を診断するサービスや、火災を未然に防ぐためのアラートサービスが付帯している場合もあります。

補償内容に見合った保険料で選ぶ

補償内容に見合った保険料で選ぶのも、戸建て住宅向け火災保険の選び方の1つです。

火災保険は保険料が安いからといって必ずしもお得とは限らず、自分に必要な補償内容がしっかり含まれているかを確認することが重要です。

たとえば、自然災害リスクが低い地域に住んでいる場合は、火災や風災など最低限の補償に絞ることで保険料を抑えられます。

一方、リスクが高い地域では、保険料が少し高くなる場合もありますが、その分補償を手厚くすることで安心感を得られます。

戸建て住宅で火災保険を契約する際のポイント

ここからは、戸建て住宅で火災保険を契約する際のポイントについて解説します。

  • 住宅ローンの契約には火災保険が必須である
  • 建物・家財の保険金額は適切に設定する
  • 複数社で見積もりを取り比較検討する

順番に見ていきましょう。

住宅ローンの契約には火災保険が必須である

住宅ローンの契約には火災保険が必須であるのは、戸建て住宅で火災保険を契約する際のポイントです。

住宅ローンを組む際には、ほとんどの金融機関で火災保険への加入が必須条件となっています。

これは、火災や台風などの自然災害によって住宅が損壊した場合でも、住宅ローンの返済が滞らないようにするためです。

火災保険が住宅の安全を確保することで、債務者と金融機関の双方にとってリスクを軽減できます。

建物・家財の保険金額は適切に設定する

戸建て住宅で火災保険を契約するときには、建物・家財の保険金額を適切に設定することが非常に重要です。

保険金額が実際の価値より低いと、災害時に必要な補償を受けられず、復旧や再建に支障をきたす可能性があります。一方で、実際の価値を超えて設定すると保険料が高くなるため、<過不足のない金額を設定することが求められます。

保険金額を決める際は、「新価」と「時価」の考え方を理解することが大切です。

新価とは、建物や家財を同等のものに再建・再取得するための金額で、被災後に生活を元に戻しやすいのが特徴です。

一方、時価とは新価から経年劣化分を差し引いた金額です。保険料を抑えられる反面、経年劣化分の減価額で設定されているため補償額が不足する場合があります。

複数社で見積もりを取り比較検討する

戸建て住宅で火災保険の加入を検討するなら、複数社で見積もりを取り比較検討することも重要です。

複数社で見積もりを取り比較検討するのも、戸建て住宅で火災保険を契約する際のポイントです。

各社の保険料や補償内容には差があるため、比較検討を行うことで、より自分の住環境やニーズに合った保険を選べます。

見積もりを比較する際は、保険料の安さだけに注目せず、必要な補償が含まれているかどうかをしっかり確認しましょう。

たとえば、火災や風災などの基本補償が含まれているか、水災や地震などの特定リスクに対応できる特約が用意されているかを確認すると安心です。

また、複数社の見積もりを同じ条件で取得することで、具体的な違いがわかりやすくなります。

戸建ての火災保険に関してよくある質問

最後に、戸建ての火災保険に関するよくある質問を紹介します。

  • 戸建ての火災保険料の相場はいくら?
  • 火災保険で給付金を受け取る方法は?
  • 補償内容のオプションは多く付けるべき?

疑問の解消にお役立てください。

戸建ての火災保険料の相場はいくら?

戸建て住宅の火災保険料は、建物の立地や構造、家族構成、補償内容など、さまざまな条件によって決まります。

そのため、保険料は一律ではなく、個人ごとに異なるのが特徴です。同じ住宅であっても、選択する保険会社や特約内容によって保険料が変動することがあります。

特に、地震保険を付帯しない場合は、保険料を抑えられるケースが多い傾向にあります。

一方、地震保険を追加すると保険料が上がりますが、地震リスクへの備えを強化することが可能です。自分の住まいの立地や災害リスクを考慮し、必要な補償を選択しましょう。

火災保険で給付金を受け取る方法は?

給付金とは、火災保険から支払われる保険金のことを指します。

火災保険に加入している場合、火災や自然災害などによる損害を受けた際に、修繕や再建に必要な費用を保険金(給付金)として受け取れます。

給付金を受け取るためには、被害が発生した後に保険会社へ速やかに連絡を行い、被害状況を証明するための写真や見積書を提出する必要があります。

その後、保険会社の調査を経て、適切な補償額が給付金として支払われます。

補償内容のオプションは多く付けるべき?

火災保険の加入を検討している人の多くは、補償内容のオプションをどれだけ付けるかで迷っているでしょう。

補償を手厚くすることで幅広いリスクに対応できますが、不要なオプションを付けると保険料が高くなり、無駄な支出に繋がることもあります。

補償内容を選ぶ際は、自分の住まいの立地や生活スタイルに合わせて必要な補償を見極めることが大切です。

たとえば、水災リスクが高い地域では水災補償を追加することで安心感を得られます。一方、リスクが低い地域であれば、このようなオプションを省くことで保険料を抑えられるでしょう。

また、盗難や破損、個人賠償責任などの特約は、家庭の状況やライフスタイルに応じて付けるかどうかを検討するのがおすすめです。

過剰な補償を避け、自分に合った内容を選ぶことで、保険料の無駄を減らしながらも必リスクに突然のリスクに備えられます。

戸建て住宅の火災保険は補償内容を比較検討することが重要

戸建て住宅で火災保険を選ぶ際には、適切な補償内容を比較検討することが重要です。

火災保険は、火災や自然災害、盗難などさまざまなリスクに備える保険で、住宅ローンを利用する場合には加入がほぼ必須です。

そのため、補償内容を正しく理解し、自分に適した保険を選ぶ必要があります。

保険を選ぶ際は、建物や家財の保険金額を新価や時価に基づき適切に設定することが大切です。

地震保険や水災補償など、住まいのリスクに応じた特約を検討することで、より安心感を高められます。複数社の見積もり結果を比較し、保険料と補償内容のバランスを考慮して最適な保険を選びましょう。

記事監修

山口 靖博

宅地建物取引士/2級ファイナンシャル・プランニング技能士
最新のトレンドや法改正を踏まえ、円滑な住宅売買に向けた仕組み作りと前線でのサポートを実践する。「ちんたいグランプリ(旧・不動産甲子園)」 2020年度・2022年度特別賞。

  • 2025年1月時点の内容です。