土地の権利には、所有権と借地権があるのをご存知でしょうか。お気に入りのエリアで物件をさがしていて、相場よりもかなり安い物件を見つけたら、そこには「借地権」という記載が...。「所有権」に比べて、リーズナブルに見える「借地権」の物件ですが、どのような違いがあるのか見ていきましょう。
土地を所有する権利のこと。地主から土地を購入すれば、買った人の所有となり、その土地を自由に処分できます。
地主から土地を借り、その上に建物を建てられる権利のこと。一定期間、土地を借りて利用できますが地代が発生します。
借地権物件は、地代やその他の条件が物件ごとに違うため、プロに相談しながら契約を進めましょう。借地権にもいくつか種類があり、次のような費用がかかる場合があります
所有権の物件の約2/3の金額で手に入るため、借地権物件なら、憧れのエリアに暮らすという夢が叶いやすくなります。
所有権の物件の場合、イニシャルコスト(初期費用)のうち土地の登録免許税がかかってきます。借地権の場合は、イニシャルコスト、ランニングコストともに、安く抑えることができます
35年を過ぎると、所有権と借地の支払い差額は、約1,615万円。借地件と賃貸では約435万円になります。
借地権も、売買や相続ができるので資産価値があります。賃貸の場合は一生自分のものにはならないので資産価値はありません。
地主との交渉次第で更新し、継続して住むことも可能です。また、借地契約更新や建て替え時には権利金を支払う必要があるので、住み替える場合は更新前がおすすめのタイミングです。
借地権は、初期費用や月々の支払いを抑えられるうえに、資産価値もあります。コストを抑えて、賢く都心に住むための選択肢の1つと言えるでしょう。
「若いうちは都心で働いて将来は故郷へUターン」「働き盛りの間は職場に近いところに住み、リタイヤ後は土地の広い郊外へ住み替える」という方に、おすすめしたい物件です。
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