鶴見区は、横浜市の東部に位置する、東京に近いエリアです。都心へのアクセスが良いほか、再開発によって街並みが綺麗になり、治安も良くなりました。これから鶴見区に住もうと検討している方は、市内の特徴や交通の利便性なども気になるところでしょう。そこで本記事では、鶴見区の魅力や特徴を踏まえた上で、治安や住みやすさなどを解説します。ぜひ最後までご一読ください。
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記事監修
宅地建物取引士/公認不動産コンサルティングマスター
首都圏10センター以上でのセンター長の他、マーケティング長・総務部長としての経歴も有する。複雑な不動産の資産価値に関し、幅広い知識と経験をもとにアドバイスを提供。
鶴見区の住みやすさや魅力は、主に以下3つです。
順番に解説します。
鶴見区は、近年の再開発によって魅力が大きく高まったエリアです。
駅前地域が活性化し、住みやすさが向上しました。
2021年には、新しく開通した鶴見駅から徒歩15分のところにショッピングモールの「LICOPA鶴見」がオープンし、多くの人で賑わっています。
5階建ての施設内には、
イトーヨーカドーや無印良品などが入っており、生活必需品を買い揃えることが可能です。
ほかにも、駅周辺には多数の飲食店やスーパーなどがあり、生活の利便性が高い地域といえるでしょう。
鶴見区は、子育て支援が充実しているほか、小さな子どもが遊べる公園も多くあり、子育て世帯にとって理想的な環境が整っていることも魅力です。
特に、保育園や幼稚園の数が豊富であり、待機児童問題の解消に努めています。
また、
子育て相談窓口や子育て情報誌の提供など、親が安心して子育てに専念できる環境づくりが行われていることも嬉しいポイントです。
鶴見区は、品川や横浜、そして羽田空港へのアクセスが非常に便利なエリアです。
なかでも鶴見駅は、JR線や京急線など複数の鉄道路線が利用でき、
品川には約15分、横浜にも約20分でアクセスできます。
京急線を利用すれば、約30分で羽田空港へアクセス可能です。
鶴見区の交通アクセスの利便性について、以下3つの観点で紹介します。
詳しく解説します。
鶴見区は、主に以下の路線が乗り入れています。
鶴見駅から主要駅までの所要時間は次の通りです。
目的地 | 所要時間 |
---|---|
横浜駅 | 約20分 |
東京駅 | 約30分 |
品川駅 | 約15分 |
新宿駅 | 約50分 |
羽田空港 | 約30分 |
JR線と京急線は徒歩5分圏内にあるため、乗り換えも便利です。
主要駅への所要時間が少ないのも魅力ですが、横浜、川崎、品川〜東京間の駅であれば乗り換えも不要なので、通勤・通学に非常に便利なエリアといえます。
羽田空港にも近いので出張や旅行が多い方にもおすすめです。
鶴見区にはバスも多く乗り入れており、駅の東口と西口それぞれにバスターミナルがあるため、バスの利用にも便利です。
川崎方面や新子安方面など、さまざまな行き先のバスがあり、電車では行きづらい場所へのアクセスも可能です。
鶴見区の高速道路は、以下の通りです。
首都高速道路と湾岸道路の2つのインターチェンジがあり、目的に応じて使い分けることができます。
東京へのアクセスはもちろん、千葉方面や静岡方面などの地方へも移動しやすいでしょう。
鶴見駅を利用すれば、主要駅まで短時間で移動できるため、通勤・通学にも非常に便利です。首都高速道路と湾岸道路のインターチェンジがあるため、車をお持ちの方は東京だけでなく、千葉や静岡にも気軽に向かうことができます。
鶴見区のお出かけスポットは、主に以下の通りです。
詳しく解説します。
所在地 | 〒230-0013 神奈川県横浜市鶴見区三ツ池公園1-1 |
---|---|
営業時間 | 5:30〜19:30 |
最寄りのバス停 | 三ツ池公園北門 |
駐車場 | あり(157台) |
県立三ツ池公園は、桜をはじめとする樹林地に囲まれた公園です。
日本の「さくらの名所100選」に選ばれるほど、桜の名所として人気があります。
遊具や野球場、テニスコートなどもあるため、子どもから大人まで楽しめます。
所在地 | 〒230-0051 神奈川県横浜市鶴見区鶴見中央1丁目1-2 |
---|---|
営業時間 | ショッピングフロア:10:00~21:00 レストランフロア:11:00~22:30 |
最寄りのバス停 | 鶴見駅 |
駐車場 | あり |
CIAL鶴見は、鶴見駅東口に位置する大型ショッピングモールです。
レストラン・カフェ、ファッション、雑貨、生鮮食品、日用品など、幅広いジャンルのお店が入っています。
買い物環境が整っており、生活必需品をスムーズに揃えることができるでしょう。
所在地 | 〒230-0051 神奈川県横浜市鶴見区鶴見中央4-24 |
---|---|
営業時間 | 24時間 |
最寄りのバス停 | 鶴見駅 |
駐車場 | なし |
ベルロードつるみは、鶴見銀座商店街の通称です。
スーパーマーケットや食品を扱うお店が多くあり、たくさんの人で賑わっています。
イベントやフリーマーケットなども頻繁に行われており、週末に家族で立ち寄るのにちょうど良いスポットです。
鶴見区にはショッピングモールや商店街があり、買い物環境も整っています。また、「さくらの名所100選」に選ばれている県立三ツ池公園では、美しい桜に限らず、四季折々の植物を楽しむことができるでしょう。
子育て世帯から見た鶴見区の住みやすさは、主に以下の通りです。
詳しく解説します。
親と子のつどいの広場は、NPO法人などの市民活動団体が運営している子育て支援事業です。
主に0〜3歳の未就学児と保護者を対象に、マンションの一室や商店街の空き店舗などで、子育てに関する相談や情報提供などを行っています。
子育てへの不安や悩みを聞いてもらえたり、子育てに役立つ情報を得たりできるため、小さなお子さんを持つ親御さんにとっては非常に心強いでしょう。
地域子育て支援拠点とは、横浜市が運営している、地域の親子や支援者のための子育てサポート施設です。
鶴見区には「わっくんひろば」と「わっくんひろばサテライト」の2カ所あり、登録をすれば無料で利用できます。
そのほか、子育て支援に関わる方に向けた研修会も実施しています。
子育てに関する豊富なノウハウを持った専任スタッフが丁寧に対応してくれるため、安心して利用できるでしょう。
地域ケアプラザは、高齢者、子ども、障害のある人などが地域で安心して暮らせるよう、身近な福祉・保健の拠点としてさまざまな取り組みを行っている横浜市独自の施設です。
横浜市内に145カ所、鶴見区には9カ所あるため、自宅から近い場所を選べます。
自分自身や家族のことで不安がある場合には、福祉・保健の専門員が無料で相談を受けてくれます。
地域ケアプラザへ行くのが難しい人のために、訪問相談も行っています。
就学前の子供がいると、子育てに不安を感じることも多いでしょう。そういった保護者の不安を取り除けるような支援事業や、サポート施設があるので、子育て世帯も安心して暮らすことができます。
鶴見区の治安は比較的良いといわれています。
駅の周辺は飲食店が立ち並んでいますが、
大規模な繁華街ではないため、酔っ払いやキャッチなどはほとんどいません。
また、鶴見駅の近くにある「鶴見銀座商店街」では、数多くの防犯カメラを設置するなど、防犯対策の強化を図っています。
2022年度の鶴見区の犯罪認知件数は981件で、人口に対する犯罪発生率は0.33%となっています。
2018年での犯罪認知件数が1,417件だったということから、治安は年々良くなっていることがわかります。
以前は治安の悪いイメージが強いエリアでしたが、再開発によって街が綺麗になり、比例して治安も向上していることから、安心して暮らせる街といえるでしょう。
鶴見区の治安は、駅周辺も含めて悪くありません。商店街には防犯カメラを設置するなどの取り組みから、街全体の防犯意識が高いことがわかります。
鶴見区の評判は良く、品川区や横浜市、川崎市、羽田空港などへのアクセスが非常に便利なことから、都心部へ通勤・通学している方からは特に高い評価を得ています。
再開発によって駅前の利便性も上がり、買い物や外食できる店舗も多いです。
ファミリー層も多く住んでおり、周囲には小学校や中学校も充実していて子育てがしやすい環境となっています。
年々治安も良くなっていることから、昔よりも鶴見区の評判は上がり、今後も再開発によって高い評価を受けるエリアとなっていくでしょう。
鶴見区は東京都内や横浜駅へのアクセスも良く、利便性が高いことから高い評価を受けている街です。特に鶴見駅周辺は商業施設も多く、生活に不自由することはないでしょう。
鶴見区は東京に近いエリアのため、家賃が高いイメージがあるかもしれません。
ですが、横浜や東京23区内など、
都心部エリアでは1LDKで15万円以上する地域も多くあるため、それと比較すると家賃相場は安い
といえるでしょう。
鶴見区の家賃相場は以下のとおりとなっています。
1R・1K・1DKの物件の場合、6.3万円が家賃相場となっています。
家賃の目安は手取りの3分の1以内といわれており、家賃が6.3万円の場合では、手取りの目安は月額19万円以上となります。
一人暮らしであれば、この間取りでも十分暮らすことができますが、家賃を変更することなくさらに広い部屋に住みたい場合は、駅から離れた物件を探すと希望通りの物件が見つかるかもしれません。
1LDK・2K・2DKの間取りでは、9.2万円が家賃相場となっています。
手取り28万円ほどあれば、毎月の家賃の支払いに困ることはないでしょう。
二人暮らしや夫婦と子どもが1人といった家族構成の場合、この間取りなら広すぎずに暮らしやすいです。
2LDK・3K・3DKの物件では、家賃相場は12万円です。
月に36万円の手取りがあれば、この間取りでも安心して暮らすことができます。
これだけ広いとファミリー層でも暮らしやすく、子ども部屋の確保や、趣味の部屋を作ったりもできるでしょう。
3LDK・4K・4DKの間取りでは、15.1万円以上が家賃相場の目安です。
月に45万円の手取りをもらえている場合、この間取りの家も物件選びの選択肢に入れることが可能です。
趣味の部屋が多く欲しい方や、二世帯住宅を探している方であれば、3LDKも視野に入れて良いでしょう。
鶴見区の物件価格相場は、平均4,780万円となっています。
都心部に比べると比較的安く購入できるため、都心部に近い物件の購入を検討している方にはおすすめです。
また、駅から離れた物件や築年数の長い物件を選ぶことで、さらに費用を抑えることができます。
鶴見区は都心部に比べると家賃相場は安いです。東京に近いエリアに住みたいけれど、家賃が気になるという方は、鶴見区の居住を検討してみてはいかがでしょうか。
鶴見区に住むのがおすすめな人は、主に以下の通りです。
詳しく解説します。
都心へのアクセスの良さを優先する方にとって、鶴見区は魅力的なエリアです。
鶴見駅は、
JR京浜東北線と鶴見線の2路線を利用でき、特に京浜東北線を利用すれば東京の主要駅まで30分以内でアクセスできます。
通勤や通学に適したエリアといえるでしょう。
家族での生活を大切したい方にとっても、鶴見区は理想的な場所といえます。
子育てしやすい環境が整っており、安心して暮らせるためです。
鶴見区は、保育施設や幼稚園、小中学校などの数が多く、教育環境の整備が進んでいます。
また、公園や運動施設も多くあるため、自然に触れたり、元気いっぱい遊ぶことができます。
子育て支援制度も充実しており、
子育てに関する相談や情報収集を気軽に行えることも嬉しいポイントです。
通勤・通学で都心に行く必要のある方にとっては、交通の利便性の高い鶴見区は非常におすすめです。鶴見駅を利用することで、都心部までスムーズに移動することができます。また、自然に囲まれながら、安心した子育てをしたい方にもぴったりのエリアといえるでしょう。
実際に、オープンハウスで横浜市の住宅をご購入いただいたお客様の体験記を紹介します。
<ご購入者様プロフィール>
ご主人様・奥様・お子様
<きっかけと決め手>
以前住んでいた家を建て替えようと考えていましたが、土地の整備も必要だったので迷っていました。
そんなとき、たまたまアンケートに回答したオープンハウスさんから、いい土地があると連絡をいただきました。
話を聞くと、土地を買って家を建てたほうが建て替えるより予算が抑えられるとわかったんです。
紹介していただいた土地は日当たりが良く、駅から近くて静かだったので、一目で気に入りました。
<これから家を購入する方へのメッセージ>
オープンハウスさんは、提案がわかりやすく、的確です。
当初は、ほかのハウスメーカーも考えたのですが、予算が大幅にオーバーしてしまいました。
土地も家もオープンハウスさんにお願いして、本当に良かったと思っています。
打ち合わせに行く前は、事前に質問したいことなどをまとめておくと良いです。
メモがあると担当者に伝わりやすく、スムーズに進みます。
オープンハウス公式サイトでは、家のこだわりポイントなどをさらに詳しく掲載しています。
より具体的な体験談を読みたい方は、「
」をご覧ください。
鶴見区は、ショッピング施設や多数のスーパー、飲食店があり、買い物や外食には困りません。
都心部へのアクセスも良く、通勤・通学に便利なエリアといえるでしょう。
鶴見区の物件をお探しの方には、オープンハウス公式サイトへの登録がおすすめです。
当サイトに会員登録すると、閲覧できる物件数が大幅に増え、会員限定物件の情報をいち早く得ることができます。
オープンハウスには豊富な不動産の知識を持つスタッフが在籍しており、物件探しのサポートや住まいに関する疑問点などにお答えします。
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さらに、オープンハウス公式LINEでも限定物件やお得な情報を毎週配信しているので、友だち登録をして家探しの際の参考にしてみてはいかがでしょうか。
鶴見区は、品川や横浜、羽田空港へのアクセスが便利です。なかでも鶴見駅は、JR京浜東北線と鶴見線の2路線が乗り入れています。京浜東北線を利用すれば、横浜や品川、東京まで1本で移動可能です。新宿や渋谷などのエリアにも乗り換え1回で行けるため、都心部へのアクセスは抜群です。
鶴見区には、子育て支援を受けられる施設が複数あります。親と子のつどいの広場は、子育てに関する不安や悩みなどを相談できる施設です。また、子育て支援拠点では、親子で交流できるスペースの解放や、子育てに関する情報提供などを行っています。
鶴見区は、近年の再開発により生活の利便性が向上しています。再開発によって駅前が発展し、飲食店やスーパー、商業施設などが増えているエリアです。生活必需品を問題なく揃えられるため、住みやすいといえるでしょう。
西東京市は、自然豊かで大きな公園が多く、都内でもとくに治安が良いエリアです。各駅の周辺にはお買い物に便利な施設があり、生活の利便性が高いのも魅力です。さらに、西東京市は子育て支援が手厚く、教育機関が多いことから子育て世帯にも人気があります。本記事では、西東京市で人気のエリアや子育て世帯の住みやすさについてご紹介します。
川崎市多摩区は、都心部へのアクセスが抜群に良く新宿まで20分弱で行けるエリアです。生田緑地などの自然が多く、3年連続待機児童ゼロなど子育てに適した地域として人気があります。本記事では、多摩区の特徴や住みやすさ、治安についても詳しく解説します。
さいたま市浦和区は、交通アクセスの良さと充実した教育機関が特徴的な地域です。子育て支援も充実しているのに加え、全国トップクラスの教育機関が揃っているため、子供の将来を見据えた教育ができます。本記事では、さいたま市浦和区の住みやすさや、治安などを解説します。
新宿区は、都内屈指の繁華街エリアであり、飲食店や商業施設などが充実しているエリアです。子供を一時的に預けることができたり医療機関が充実していたりなど、子育て環境も抜群です。本記事では、新宿区に住むメリットや魅力、住みやすいエリアなどを解説します。
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鶴見区は再開発によって、生活の利便性が上がりました。2021年にオープンしたショッピングモールのLICOPA鶴見では、さまざまな買い物を楽しむことができるでしょう。また、子育てしやすい環境が整っているため、小さなお子様がいる家庭にとっても住みやすい街といえます。