本記事の結論：

• 品川まで約40分・横浜まで約8分と交通の便が抜群
• 自然が豊富でスローライフが満喫できる
• 一時預かり制度が充実しており子育てがしやすい

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記事監修

加藤 健吾

宅地建物取引士/公認不動産コンサルティングマスター
首都圏10センター以上でのセンター長の他、マーケティング長・総務部長としての経歴も有する。複雑な不動産の資産価値に関し、幅広い知識と経験をもとにアドバイスを提供。

港南区は横浜市の南部に位置し、人口約21万人の東京都や横浜のベッドタウンとして開発されたエリアです。

そんな港区の特徴を主な特徴を、以下3つに絞ってご紹介します。

1. 都内へのアクセスが抜群
2. 再開発事業が進んでおり商業施設が多い
3. 自然に囲まれている

それぞれ見て行きましょう。

①都内へのアクセスが抜群

港南区には、京急本線・横浜市営地下鉄ブルーライン・JR根岸線の3路線が乗り入れており、

主要駅である上大岡駅から品川駅まで38分・横浜までは約8分でアクセスでき、通勤通学の利便性が抜群

高速道路はICが2つあり、湾岸沿いに品川まで約50分でアクセスできるので、鉄道・自動車とも都内へ1時間かからずアクセスすることができます。

②再開発事業が進んでおり商業施設が多い

1992年からスタートした再開発計画により、京急百貨店・Wing上大岡など複数の商業施設が整備され、横浜市内でも第3位の販売額を誇る副都心に成長しました。

再開発は2002年頃に完成しましたが、現在も「横浜市都市計画マスタープラン：港南区プラン」や「港南中央駅周辺地区　都市計画」など、多くの開発計画が稼働しており、なおも成長を続けています。

③自然に囲まれている

再開発が進む一方で、公園が多くあり豊かな自然に恵まれているのも港南区の特徴です。

23万㎡と広大な敷地面積の久良岐公園には、運動広場や散策路が整備されており、馬洗川にはカルガモが泳ぎ、夏にはザリガニ取りをする子ども達で賑わいます。

他にも富士山を望むことができる「芹が谷一丁目公園」や、横浜市で最大規模を誇る公営墓地「日野公園墓地」など、休日にはゆっくり自然を満喫できるスポットが多数あります。

加藤

港南区には3路線が乗り入れ、主要駅である上大岡駅からは約40分で都内にアクセスできます。再開発が進み商業施設も多いので、都内や横浜まで行かなくても近場でも十分買い物が可能です。一方公園や自然も豊富にあり、スローライフも満喫できるのが港南区の魅力です。

ここでは港南区の交通アクセスの利便性に関して、以下の3点の観点から解説します。

• 鉄道の利便性
• バスの利便性
• 高速道路の利便性

それぞれ順番に見て行きましょう。

鉄道の利便性

港南区には、京急本線・横浜市営地下鉄ブルーライン・JR根岸線の3路線が乗り入れ、主要駅の上大岡駅を中心に5駅が点在します。

上大岡駅の1日平均乗降者数は、約10万6000人となっており、

京急の駅の中では横浜・品川に次ぐ第3位の大きな駅

主要駅へのアクセスは横浜駅まで約8分・品川駅まで約38分となっており、横浜に行くにも都心に行くにも通勤・通学圏内と言って良いでしょう。

バスの利便性

港南区には、横浜市営バス・江ノ電バス・神奈川中央交通バスの3社が乗り入れています。

上大岡駅・港南台駅・上永谷駅など、主要な箇所には横浜市営バスや神奈川中央交通バスの路線が張り巡らされているので、バスの利便性は非常に高いと言って良いでしょう。

特に鎌倉街道を南下するバスは、

平日は約630便停車

高速道路の利便性

港南区には区役所から南に約10分の場所に日野IC、及び同じく南に約15分の場所に港南台ICがあります。

日野ICから品川までは、湾岸沿いに約50分でアクセスでき、横浜までも約20分でアクセスが可能です。

東名高速道路が通る横浜町田JCTまで約30分で行けるので、休日などはレジャーなどでも高速を利用できます。

加藤

港南区には、京急本線・横浜市営地下鉄ブルーライン・JR根岸線の3線が乗り入れ、横浜まで約3分・首都圏まで約40分でアクセスできるので通勤・通学の利便性が高いです。バスも3社が乗り入れ、十分に便数が確保されています。高速はICが2ヶ所あり、首都圏に出るのも東名高速からレジャーに出かけるのも可能です。

港南区は横浜市内においても、

犯罪発生率は低く治安に関しても安心して住みやすい地区

下の表は横浜市の令和5年の区別犯罪発生率です。

港南区の犯罪発生率は、横浜市の平均犯罪発生率よりも低いため、安心して暮らせるエリアだということがわかります。

加藤

港南区の犯罪発生率は0.46％となっており、これは神奈川県内で比較的治安が良いとされる横浜全体の犯罪発生率0.56％よりも少ないことから、治安も良いエリアと言って良いでしょう。

港南区には自然豊かで広大な公園や神社、家族やカップルでも楽しめるスーパー銭湯など、お出かけスポットも豊富です。

• 久良岐公園
• 永谷天満宮
• 極楽湯 横浜芹が谷店

ここでは数あるお出かけスポットの中から、上記3つをご紹介します。

久良岐公園

久良岐公園は港南区と磯子区にまたがる自然豊かで落ち着いた雰囲気の総合公園です。

公園内には運動広場・芝生広場・散策路・池・展望台などの設備が、

敷地面積230,762㎡の広大な敷地を生かして整備

公園北部にある「宮越記念久良岐能舞台」は、昭和62年に日本庭園と共に整備が行われ、現在は建物内の茶屋とともに能を楽しむ人々に利用されています。

永谷天満宮

永谷天満宮は、横浜市港南区上永谷にある天満宮です。

天満宮の祭神「菅原道真公」は自身の像を3体作っており、その「日本三躰」は太宰府天満宮・大阪の道明寺と、この永谷天満宮に安置されています。

菅原道真は「学問の神様」と言われることから、永谷天満宮は

学業成就のパワースポットとして、受験生などに人気

極楽湯 横浜芹が谷店

極楽湯 横浜芹が谷店は、住宅街にありながら横浜特有の天然温泉「黒湯」を堪能できるスーパー銭湯です。

地下1500ｍから汲み上げた天然温泉にはナトリウム塩化物・炭酸水素塩水が含まれ、特有の香りとヌルスベ感で人気となっています。

スーパー銭湯だけあり、天然温泉のほかにも「サウナ飯」や温泉の黒湯にちなんだ「黒カレー」「ブラックラーメン」「黒ビール」など、様々なメニューを揃えるレストラン、韓国あかすりなどのリラクゼーション、カットサロン、うたたね処など施設が充実していて人気です。

加藤

港南区は敷地面積23万㎡の広大な「久良岐公園」や、学業成就のパワースポット「永谷天満宮」、天然温泉やリラクゼーションでくつろげる「極楽湯 横浜芹が谷店」など、幅広い層が楽しめるお出かけスポットが充実しており、週末のレジャーなどで困ることは無いでしょう。

港南区は、子育て支援や子供を預けられる施設が多く、子育て世帯にとって住みやすい街という側面があります。

ここでは、「子育て世帯から見た港南区の魅力」を掘り下げて解説していきます。

子育てに特化した支援が充実している

港南区は子育てに特化した支援が充実しており、子育て世帯が生活しやすい特徴があります。

下の表は、主な子育て支援の内容です。

子サポdeあずかりおためし券は、

地域の中で「預けたい人」「預かる方」を登録し、コーディネーターが条件に合う近隣の方をコーディネイトする有償サービス

1時間500円～の利用料が必要ですが、「リフレッシュしたい」「美容院に行きたい」などの理由でも利用できるのが特徴で、子育て世帯の強い見方となっています。

子どもを預けられる施設が多い

通常保育に加え、休日保育や一時保育、病児保育ができる施設が多い点も港南区の特徴です。

病児保育は、子どもが病気の際に自宅での保育が困難な場合に、医療機関などで一時的に保育する施設で、休日保育は、冠婚葬祭などで休日の保育が困難な場合に預け先となる施設です。

上記以外にも、保護者が子供を見ることが一時的に困難になった家庭のために、認定保育園などが一時的に子供を預かる一時預かりサービスがあり、以下のように数多くの施設を利用することができます。

休日保育や一時保育で子どもを預けられる施設が充実している

加藤

港南区は、地域住人に保育を依頼できる「子サポdeあずかりおためし券」などの子育て支援が充実しており、休日保育や一時保育も数多くあるので、子育て世帯にとって強い味方になるでしょう。

ここまでは、港南区の魅力を利便性や子育ての観点から解説しました。

ここからは、それらをふまえて「港南区がおすすめの人の特徴」をご紹介します。

• 子育てしやすい街で暮らしたい人
• 利便性の高いエリアで暮らしたい人

それぞれ順番に見て行きましょう。

子育てしやすい街で暮らしたい人

港南区には以下のような環境が整っているので、子育てしやすい街で暮らしたい人に向いています。

• 子育てに特化した支援制度が充実している
• 子どもを預けられる施設が多い

地域の「預かりたい方」に「預けたい人」が、1時間500円～を支払い一時預けできる「子サポdeあずかりおためし券」は特に評判

また数多くの一時預かりができる公認保育園も存在するので、子育て世帯の強い味方になってくれるでしょう。

利便性の高いエリアで暮らしたい人

港南区は交通の便やショッピングの便など、利便性の高い点も大きな特徴です。

3本の鉄道が乗り入れ、港南区の主要駅である上大岡駅からは品川まで約40分・横浜までは約8分で行けるので、通勤・通学の利便性は抜群

また、港南区周辺は再開発が進み、京急百貨店・Wing上大岡・港南台バーズなどのショッピングセンターも多くあるので、ショッピングの利便性にも優れているのが特徴です。

加藤

港南区は一時預かりなどの子育て支援が充実しているので、子育て世帯に向いているエリアです。また、品川まで40分で行ける「交通の便」や、再開発で多くの商業施設がある「買い物の便」にも優れているので、幅広い層が便利に生活できます。

ここでは、港南区に関するよくあるご質問をご紹介します。

• 港南区で住みやすいエリアは？
• 港南区の主要駅はどこ？
• 港南区の課題は？

港南区で物件を検討されている方は、ぜひご参照ください。

港南区で住みやすいエリアは？

港南区は「交通の便に優れている」「自然豊か」「子育てしやすい」など、様々な特徴があります。

生活する方が何を優先するかで、住みやすいエリアを選択できるのが魅力

幅広い世代のニーズを満たすことができるのも、港南区の魅力と言えるでしょう。

港南区の主要駅はどこ？

港南区の主要駅は、京浜急行とブルーラインが乗り入れる上大岡駅

1日約20万人が利用し、品川までは約40分・横浜までは約8分でアクセスできる港南区のターミナル駅となっています。

港南区の課題は？

港南区では人口減少が課題

2020年の22万人をピークに、現在は21万人前後で推移しており、このままでは2040年には10万人になるのでは無いかとの懸念もあります。

少子高齢化の対策として、港南区では「子育てしやすい街」を目指し「子サポdeあずかりおためし券」など、子育て世帯を応援する一時預かりの充実等を図りました。

人口減少の課題はあるものの、行政支援による「子育てしやすい街」である点も見逃せない特徴です。

加藤

港南区は交通の便・豊かな自然・子育てがしやすいなど、様々な魅力があり、何を優先するかでおすすめのエリアを選べる魅力的な地区です。一方人口減少の課題を抱えていますが、行政は少子高齢化の対策として「一時預かり制度」など子育て支援を充実させ、子育て世帯の流入を図っています。

実際に、オープンハウスで神奈川県の住宅をご購入いただいたお客様の体験記を紹介します。

＜ご購入者様プロフィール＞

＜きっかけと決め手＞

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オープンハウス公式サイトでは、家のこだわりポイントなどをさらに詳しく掲載しています。

より具体的な体験談を読みたい方は、「

購入体験記Vol.46

」をご覧ください。

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• 2024年3月時点の内容です。