花粉症は日本人の4割が悩まされているとも言われており、今や国民病ともいわれています。花粉は一年中飛散していますが、春は特に代表的なスギ花粉が多く舞う季節でもあり、これからの対策が必須です。自宅からできる花粉症対策を備えたマイホームのアイデアを紹介します。
花粉は空気の出入りによって住宅へと侵入します。特に換気口やエアコン、人の出入りとともに外気が入り込む玄関などが花粉の侵入口となります。これらの場所に注目し、居住スペースへと花粉が入り込む前に対策を施しておきましょう。
花粉を入れたくないとは言っても空気の入れ替えは重要です。エアコンも夏や冬では稼働することになります。空気清浄機を使うなどして花粉を除去することも大切ですが、入ってくる量を減らす工夫も必要です。換気口やエアコンであれば、花粉対策用のフィルターも簡単に手に入れることができるのでそれらを活用することがおすすめです。
また、エアコンは花粉が内部に溜まることもあるのでセルフクリーニング機能がついている機種を選んだり定期的にエアコンクリーニングを行ったりすると良いでしょう。ハウスクリーニングでもエアコンのクリーニングは人気のひとつとなっています。
設計・間取りの観点から花粉症対策を行うことも可能です。加えて花粉症の対策はウイルスや菌への対策にもつながります。これからマイホームを建てようと考えている方も参考にしてみてください。
花粉が多く付着しているコートや上着の持ち込みは特に注意しなければいけません。玄関に上着を掛けておけるスペースを作っておきましょう。玄関ホールにハンガーラックを置いておくのもいいですね。
あるいはウォークインタイプのシューズクローゼットを併設することでコートだけではなく、日常的に使う傘やアウトドア用品、お子様の遊び道具などの収納も可能になります。
花粉は衣類だけではなく身体にもついているため、そのままの状態で室内に入ってしまうと花粉を自室やリビングに持ち込む可能性があります。帰宅時の導線として、部屋に入る前に対策ができるよう玄関近くに洗面スペースを用意するのはいかがでしょうか。こういった対策は花粉だけでなくウイルスや菌への対策にもなります。
複数階に分かれる一戸建ての場合、1階に浴室を設けるのもおすすめです。帰宅後すぐに花粉やウイルスを含め、体に付着した汚れを落とすことができますし、ランドリースペースを併設することで入浴中に洗濯を済ませることもできます。また、ペットを家族に迎えているご家庭では散歩後に脚を洗いやすいというメリットもあります。
せっかく対策をしていても、洗濯した衣類を外に干すことで花粉が付着してしまうこともあります。対策としてベランダだけではなく、室内にも衣類を干せるサンスペースを設けることで、花粉の飛ぶ時期は室内干しが選べるようにしましょう。
こちらのおうちではリビングの一部をサンスペースにして、洗濯物を干したいときには活用できる空間になっています。ロールスクリーンで間仕切りができるよう工夫が施されており、来客時なども安心です。
浴室乾燥機を備え付けることも花粉症対策になるでしょう。花粉症対策だけでなく雨の日や夜間の洗濯したときなども浴室乾燥機を使用した方が外に干すよりも速く乾くこともあります。また換気機能も備わっているので干した後の湿気対策も問題ありません。
部屋に花粉を入れないための工夫が大切!
花粉症対策はウイルス対策にもつながります!
マイホーム設計は花粉症対策も意識してみてください!
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